2013.6〜2014.5で読んだおすすめ漫画まとめ

2010.4〜2010.8
2010.9〜2011.3
2011.4〜2011.8
2011.8〜2011.10
2011.11〜2012.4
2012.5〜2013.5

終盤の流れ、丸川トモヒロが大好きなモノであろうSF設定をガンガン詰め込んで情報融解起こしかけたところに、成恵の煽りカメラワーク≒パンツによるあの日の光景を入れて、もう、正直堪りません。

感無量だ。多分私のSFはこの作品で一度全て収束した。このあと拡散するかは今のところ未定。それが著者の別作品だったら、それはとっても良いなって。

既視感のあるキャラクターたちが何の釈明もなく延々シモネタを言いまくる。 いつの間にかキャラクターが消え、気づけば復活する自由さは、疲れた時の思いつきのよう。 ちょっと新井理恵『☓-ペケ-』っぽいと思って読んでいた。

りりかる歳時記 (ノーラコミックス)

りりかる歳時記 (ノーラコミックス)

ドラマCDの宣伝のために始まり、いつのまにか劇場版3作・ゲーム2作の長丁場になった1~2Pマンガ。 なのは1stのパンフレットで1Pだけ載っているので、ちょっとでもオモシロイと思ったかたは是非。損はさせませんぜ。

よいこの黙示録(2) (イブニングKC)

よいこの黙示録(2) (イブニングKC)

巻末の設定資料が何の説明もない雑なもので、まぁなんともやりきれない。 11話の扉絵もそうだけど、チビでガキ大将に憧れていた根津周りの線の細かさ、凄みが気になった。

  • あfろ『月曜日の空飛ぶオレンジ。』全二巻

えっ?て思わず言いたくなるような、脈絡なくネタを突っ込んでいく作風だったけれど、最終話がオールナイトニッポンスペシャルウィークパロで納得した。だからこの作品に惹かれたんだ。

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)

子供の笑顔を挟む副担任と生徒。温度を伝える湯気や汁といった暖かい場所。まぁそりゃ恋もするやろっていう、うさぎドロップ的な何か。 ツインテールのサバサバ友人で「あ”ーもうこれ加藤英美里さんの声がするぅ」という欲望が出るのも仕方がない幸せ空間。

  • 博『ゆめくり』2巻

圧巻だ、もうため息しか出ない。 群像劇的なエピソードの配置が祭りという一つの舞台へと収束していく。 そんな大舞台に不在だった彼を暗示する、花火や視点の後夜祭という黒さ。

久々にサッカーに帰ってきたらめちゃんこおもろいっていう。陰陽師とかアニ研とか紆余曲折したけれど、爽やかさな絵柄がスポーツとマッチしてるんだろうなーと。 ロングスカートとかジャージとかハーパンとか相変わらず良い。

  • あfろ魔法少女ほむら☆たむら 〜平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。〜』1巻

起きたらみんな頭がダンボールになるいつものあfろというような、ほむらさん(2X)が移動する出落ち並行世界。 それでもまどか☆マギカなんだなと思える二次創作の妙に思いを馳せる

4コマ画面でバストショットが効果的なシルエットについて考えさせられた。 やや横長の面立ちにボリューミーな髪、たわわなお胸。 そのインパクトでもって、学校の帝王を目指す。 全てのリアクションも豪快で、\バチン/というビンタも感謝の正拳突き

短編でも4コマ(1P)漫画+ストーリーのネームに舌を巻きつつ、好きな作家の【趣味が高じて理解されない孤独】が読めて至福。創作活動をされる方にとって身近であろうテーマだから、セリフ運びの丁寧さが一層染みた。

なんでこんなにいろいろな芸風(作風?)を一人の作者が描けるのだろう…OH-ジーザス\>