咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A


通常枠が終わってほぼ一年越しの完結を迎えた咲阿知賀。モノローグが立ち代わり入れ替わり、カットの早い試合展開。そこでは阿知賀の麻雀ではなく、全国大会準決勝が描かれた。
まるで大番狂わせのように扱われる阿知賀一位だが、仲間との繋がりに縛られるでも無く、慢心するでもなく、今眼前にそびえ立つ山場ではなく、先の景色を見ていた彼女たちだからこそ掴めた運であり、結果だろう。
翌日の輝かしい舞台を背に光輝くのは伸ばされた手と、伸びる手。この中間の桜色が阿知賀だ。