GA 芸術科アートデザインクラス 第09話 〜巧妙なシーンつなぎ〜
今回おそらくオリジナル回っぽいのだけれど、群像チックというか、複数のグループで共通する出来事を時系列どおり交錯しながら描く脚本がよく出来ていた。それに加えて映像もよく出来ていたと思う。
- 異なるグループのシーンで共通するモチーフの印象付け
美術部部長のGA3年クラスのグループ
ノダ姉もいる美術部3年部員魚住の特進クラス
ノダもいるメインの1年グループ
ノダ姉が雑誌に出たということで、それぞれのグループに共通して雑誌を目立つように配置している。周りに比べて配色をはっきりとさせたり何度もだしていて、異なるシーンに明確なつながりを意識づけている。
- 異なるシーン(舞台)へと移る際のカットの渡し方と意識の残し方
保健室に連れていこうとするノダ姉と断る魚住
ノダ姉との絡みの次にノダをアップで見せてシーンを変える。実はこの間にトモカネ(@沢城みゆき)のセリフと手の描写のカットが一瞬入る。
甲斐甲斐しく看病するトモカネ兄(@沢城みゆき)
1年のグループから魚住のシーンの変更について、トモカネ→トモカネ兄というつなぎ
体が弱いトモカネ兄が看病疲れで倒れる。「お前が寝てろ」と魚住
次のカットで鍋のアップを無音で尺を取って意識的に見せている
保健室で看病をしているかと思ったら、1年の授業の染色?のシーンに変わっていた。水→お湯の連鎖といいこの一連のシーン変更とカットの積み方はよく出来ていると感動してしまった。
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さてアニメGAのラジオではキョージュ役の名塚佳織とキサラギ役の戸松遥がラジオをやっている。連載で突然その二人の絡みで一回メインで回したわけだけど、今回は美術部部長のクラスメイト三井とノダ姉のメインできららキャラット10月号と翌週のアニメ第9話をかぶせてきたのは偶然ではないと思う。しかも三井は本誌よりも先にアニメで名前を出して、本誌だと今回四コマのタイトルとして出すあたり、きゆづきさとこがフォローしてるなぁと感心した。
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