ゼロ年代を代表するアニメ10 @karimikarimi をうけて
ゼロ年代を代表するアニメ10 karimikarimi選 選考が難航@karimikarimi
ゼロ年代とはアニメ評論で時々聞くものの、実際時代は2000年からいきなり変わったものじゃないだろと思わなくもない。逆にあまり縛られない方がいいのかもしれないと思い、詳しいことを調べず思いついたのを10作品選んでみた。あと年代もそうだけれど、メディアとして何が先行してるのかも調べないことにしておく。あくまで視聴者に、世間に影響を与えた作品として選んでみた。高校時代はアニメに疎いので深夜アニメの成り立ちがよくわかってないから選べないのが痛い。
- マリア様がみてる(百合、中の人)
百合が広まった原因がこれぐらいしか思い浮かばない。カードキャプターでもいいのかもしれないけれど、あれは90年代のイメ−ジ。
- テニスの王子様(女性向け・CD)
あとパッと出たのがマイネリーベとプリプリぐらいしかないorz
- 一騎当千(エロ・規制)
深夜アニメらしい作品は詳しくないので古い作品で一番に思いついたのがこれ。
- らき☆すた(4コマ、MAD)
4コマ作品で一番売れてるし話題も断トツ。芳文社アニメということで先駆けという意味でもひだまりを入れたくなるけれど。今も続く4コマ原作アニメの雰囲気ならあずまんががしっくりくる気もするけれど、原作がもともと売れていたからアニメのおかげというイメージが全くない。
- 苺ましまろ(ゆったり・女の子だけ)
このジャンルを入れるべきか入れざるべきか。ここにあずまんがも入るとは思う。
美少女ゲームであとはおとボク(声優変更)ぐらいが思いついた。
ラノベ原作を広めた作品がわからない。シャナも考えたけれど、ヒット具合で行くとやはりハルヒを選びたくなる。
宮崎駿や押井守といった大御所ではなかったのにめざましテレビで宣伝されていたのが印象的。それは東京ゴッドファーザーズもそうだけれど、知名度はどれぐらいなのかちょっと分からない。広告費が多かっただけかもわからない。
谷口悟朗は00年代に活躍しまくった。内向的エンタメ志向なのも合ってるのではないかと。
- ヱヴァンゲリオン(エヴァ)
オタク的には90年代エヴァから00年代セカイ系へと派生した作品(もちろん美少女ゲームの存在もあるけれど)を楽しんでいたけれど、結局ヱヴァが一般視聴者を根こそぎ持っていったというつまらない話。
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個人的趣向(ゲーム徹夜明けにつきコメントがだんだんおかしくなってる気がする)
百合があふれた原因だと思う。ただ男に広まった原因が小説が先かアニメが先かよくわからない。あとDVD特典やラジオ、コメンタリーによる中の人とキャラクターの同化で楽しめる作品に。これはWEBラジオ戦略の観点でも重要。
女性向けアニメ増加の原因・・・なのかな?
庵野秀明からぬけだしたGAINAX。鶴巻監督の方向性はヱヴァにまでつながってる。
わかりやすいエヴァンゲリオン後追い。実際はエヴァ以降の90年代後半にあったのかもわからないけれど、ここまでそのままというのもない気がする。
谷口悟朗という(エヴァっぽい)内向的・閉鎖的な、ある種セカイ系と呼ばれるヒューマンドラマエンタメ監督誕生。
多分わりあい期待されてたラノベ原作で大ヒット。そして伝説へ。
新房昭之がシャフトに出会う。ギャグとかっこいいを合わせようとしたことへの破綻はぱにぽにへと、そして以降新房×シャフトへとつながる。
入れるか入れまいか迷った。松尾衡初監督でヒットしているし、「紅」のオーディオコメンタリーで沢城みゆきが「松尾さんに出会わないと声優を(現在)やってなかった気がする」とリップサービスか分からないけれど言っていた。声オタ的に外せなかった。
これが自分の中の深夜アニメの最大級。話に厚みがなく、エロが視聴者の求心力となっていて、DVD規制無しヴァージョンで商売する。AT-Xで先行放送をやったり、消したり消さなかったりといろいろあったような気もする。