夏のあらし!

☆☆☆:面白い

まさか分割2クールだったとは思いませんでした。この作品でのタイムリープといった設定説明と全キャラクター登場までしか描いていないのである意味妥当かもしれませんが。
一話ごとにギャグをやったりシリアスをやったり、パロディをやったり、雰囲気のいい話をやったりと、いろいろな方向性を詰め合わせたようなアニメでした。演出まで担当によって異なる味付けが見て取れるも、懐かしの歌謡曲の店内BGMであったりモブなどの小ネタであったり、光と影によるフレームデザインといった、印象の強い各話共通の演出により違和感なく受け入れることのできる作りは流石新房監督だなぁと感心します。