年末OP・ED・劇中音響3選用メモ(夏アニメOP)


カットや芝居の緩急のタイミングが独特。歩きながら物思いにふける点と線のモチーフがまさしくイマジネーション。


冒頭のサビに度肝を抜く止カットがあるのに、それを塗り替える30秒の長回し1カット。まるでアニメーションにふさわしいのはこの表現だといわんばかりで、戦争だ。

  • 『東京喰種トーキョーグール』OP


内面剥き出し。水面や鏡面のスローな感じに油断してると完全に喰われる。


高柳滋仁監督とCGディレクション山下敏幸の軌跡のような流線。くっついては離れ、様々な幾何学模様を描く線という絆の可視化こそがESP。


無表情娘が無感情ということではなく、ただうまく表に出せないだけで、それを引き出していて魔法みたい。


女の子って千代紙好きよねっていう。ひらひらちゃんと着れてない感じとか可愛い。油断というか、隙というか、中学生。

  • 『ソード・アート・オンラインII』OP


黒尽くめで馬を駆るあまりにもベタな【死】の象徴が踊る中、銃撃戦のゲームでライトソードを振るう、近距離で対戦車ライフルをぶっ放すなど目も当てられないフィールド。行き着く先は墓標のような対峙だとしても前へ、先へという意思はホンモノと思う。

  • 『Persona4 the Golden ANIMATION』OP


ゲームOPのデザインを用いながらも、ペルソナかくあるべしといった狂気をここにきて完全に払拭したパレードが嬉しい楽しい。


ピクトグラムから加工背景と、何処までだっていけるし、何にでもなれる。