2010夏アニメアニソンメモ

OP


延々続くフラットな画面キモッ!何でも笑うし意味分からん行動ばっかでキモッ!
これが山田尚子のひとつの答え。今までの石原立也が描いた可愛さや神々しさ理想郷ではない。それは一期のパッケージジャケットから訴え続けていたこと。花田十輝と吉田玲子という両極端な脚本に加えてこの映像。インタビューで最初から言っていた「女子高生はそんなに単純じゃない」
大好きの流れの悪さまで含めて素晴らしい。


ちょっとけいおん!!1クールOPで回転カメラワーク使ったからと言ってみんな真似するなんて安易じゃない?シリーズその1
カット変更のタイミングはシンプルなのにその速さと変え方にバリエーションを持たせているためものすごく見ごたえがある。そのくせサビでは余裕を見せるというのもカッコいい。(レディゴーはないけど)。


安易じゃない?シリーズ2
ストライクウィッチーズのOPを見るとこの作品は何を見せたいのか全くわからなくて困惑する。銃と女の子と空を絡めた動きを見せたいのかなーとか。


エログロと逆に分かりやすすぎる(笑)
テロップが出る前の一枚絵とデザインを使った部分がしびれる。イラストという2次元的な見せ方。キャラに重ねられたコラージュは人体破壊のよう。
その後のサビでCGを使った3Dの舞台を駆けるキャラクター達がゾンビを殺す非日常の世界。よく出来ているなぁと感心してしまった。


安易じゃない?シリーズ3
緩急が一切なくてひたすら動き続ける画面と繰り返される不吉なイメージ。キャラデザがこんなに奇抜じゃなければもう少しこのOPを評価できたかもしれない。勿体無い。


安易じゃない?シリーズ4(ってさっきから強引じゃね?ごもっとも)
これもオオカミさんと一緒でバランスが良い。ただしこちらはカメラワークとアクションのメリハリにテロップの出すタイミング。

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ED
今期のEDはまず歌が良すぎる。


実写の背景に溶け込んだ2次元キャラが自然すぎて驚愕。光源や周囲の色とうまく調子を合わせているんだろうと想像。
あーこの歌まじでいいわ。


ちっちゃいキャラがちまちま動いて歌うタイプ。正直自分はこのタイプに弱い。おっきくなると尚良。思えばゾイドジェネシスこどものじかん狼と香辛料とほぼ毎年選んでいる。またこれ、三人の中が悪そうなところがツボ。なのに動きそろってるという。


angelaはアルバムで色々やっているので、こういうのが使われると嬉しい。蒼春のとある一日を歌ったものに付ける映像とは。
菊田幸一がとった手法は歌詞を直接映像化というストレートなもの。しかしそこはアニメーターらしい音楽に合わせた作画とメリハリ。繰り返される一日としての時計のモチーフに桜という映像のループという指摘なんて意味が無い。ただただ冒頭10秒の秒刻みで回転しながら変わるカットが気持ち良い。そういえば「トースト咥えてごっつんこ」の件を映像でやらないのが面白い。他は歌詞通りやってるのにベタなそこはやらないんだっていう。


がくえんゆーとぴあまなびストレートの最終回って大学生になった彼女たちが学校に落書きするんだよね。歌ってるところは記号からの脱却という感じでそこからより成長してるんだよなぁ。でもノーサンキュー。そんな成長した姿を否定する。
とここまで書いてなんだけど徹底してプロモだった。成長した姿を否定したのもいつもの制服ではなくてコスプレだから。
そういえば無機質な表情で空に立つっていうのはひだまりスケッチもそうだったなとか。多分そういうもんなんだろう。