バカとテストと召喚獣 第07話 〜監督がやりたいことをやれている感じが良い〜

以前OPでヤンデレさんだけ特別扱いされていることを書いたけれど、ヤンデレ主役の回に監督が絵コンテ+ED変更を行ったことで確信した。
メタルギア、ふもっふ、ジョジョ、ジョーといったパロネタから、アメコミ、劇画、パステルに原色、文字ネタなどなどの表現でとにかく詰め込んでいるのに普通に見れる。音声合成ネタとか空気が凍って映すカメラが割れる処理とかやりたい放題感が凄いのにこのバランス感覚。バカな登場人物によるバカな展開にバカバカしい画面。
遊園地に出てくるヤンキーカップルという存在や秀吉の和装の処理に脱新房組を感じた。演出は大沼監督でないのでわからないけれど。
今回姫路さんが着ぐるみを着て声の調子を変えていて、ネギま!?のシチミ@沢城みゆきバリの変化を見せている。常に同じ声優を使う新房シャフトに対し、新規の原田ひとみにこの演技を振ることにも脱新房を感じる。そして原田ひとみひだまりスケッチの乃莉・バカテスの姫路・シチミっぽい声と今後とも注目していきたい。
新EDはほとんと化物語のなでこOPだった。秀吉が普通にセーラー服を着ていて秀吉の姉が出てこないのを見て、自分だったら秀吉か姉か分からないように髪飾りを取るのになーとか。あと学園長のセーラ服が思いのほか可愛いことに驚愕。2次元って素晴らしい。