真マジンガー 衝撃!Z編 第11話 〜神か悪魔かマジンガーZ〜

サブタイトル仰々しくつけたけれど、中身は薄いので・・・よく考えたら↑は放送のサブタイっぽい(汗)、あくまで本記事のサブタイ
マジンガーZ初搭乗に6話使い、その後くろがね屋に4話使い、なかなかロボットアニメの体をなさないと思っていたらまさかの一話4体撃破。しかも作画の力も圧倒的。メリハリ、ケレン味の効いた動きに炸裂するエフェクト、もうカッコ良すぎる。ロボットアニメってやっぱ戦わなければお話にならない。これが見れただけでも見続けてよかった。またしばらくはおとなしくなるのか?もう殆ど説明するべきことはしたような気もするけれど。
しかし今回ロボットの戦闘が作画的に熱かったわけだけれど、もうひとつ見るべき要素が。というかそのおかげで話が盛り上がっているのだけれど、機械獣がやられる際のあしゅら男爵のリアクションがそれにあたる。
あしゅら男爵は今回命令違反をし、強力な機械獣を複数勝手に使用して日本を襲ったわけだけれど

一体目をあっさりやられてショックを受けたり

アジトごとマジンガーにシェイクされて吹っ飛んだり

次々にやられていって精神的に分裂したり

二体同時に破壊されてとうとう泣いたり(四体目)
もうあしゅら男爵は散々。やられては、次の機械獣の説明をしつつ、上司のためにマジンガーを倒さなければいけないと意気込む姿は見ててかわいそう。一方マジンガーの兜甲児のなんと薄いことか。えんえんと「おじいちゃんの仇ぃー」「マジンガーは最強」と叫んでいるだけ。そして圧倒的なパワーで機械獣をねじ伏せていく描写はまさしく悪魔。
マジンガーは神にも悪魔にもなれる」と何度聞いたか分からないフレーズはしっかりと作品のコンセプトになっているのだと改めて思った素晴らしい回だった。