劇場版天元突破グレンラガン螺巌篇

新作カットがかなりあると言っていたり、一度上げた脚本を捨てて書き直したとあったから放映版とがらりと変わってると期待していたが違った。
あくまでTVの総集編
新作カットはあくまで時間内で上手く話がつながるように補助に徹していた。もちろん劇場版の戦いに多く新規カットを混ぜているけれど、それも紅蓮編のような再構成といったものではない。
でも螺巌篇は全く飽きなかった。（紅蓮篇はちょっとだれた。この辺りはDVDで見たからかもしれないけれど・・・）作品のテーマを詰め込んで追っていくことで、グレンラガンの持っていた魅力が圧縮されており非常に濃い2時間だった。相変わらず劇場版に対してものすごく大人の仕事をしているように感じる。
そしてやはり中島かずき節を組み込んだ戦闘はギャグなのか真面目なのか、熱いことだけは間違いないけれど。
声優の演技がTV版よりもノリノリだった。新規中島かずきバトルらしいといえばらしいけれど、この辺りはトップ劇場版の違和感に似ている。