とらドラ!10巻だけ読んでつらつらと

とらドラ10! (電撃文庫)

とらドラ10! (電撃文庫)

やれアニメのほうがエンターテイメントだ。いや、現実的だなどと評価が分かれていて、気になっていた小説(原作)を最終巻だけ読んで言いたいことをいう。
一応格納しとく。中身見てもしょぼいと思わないでもらおうか!!

  • アニメだといろいろな人物の視点が省かれていて群像的になってないと批判されているにもかかわらず、アニメのほうが群像的だった事実。
  • 原作の主人公は竜児以外の何物ではないけれど、アニメは大河とその他(狂言回しの竜児)。
  • 家庭問題の扱いは小説とアニメというメディアの差。(ただしアニメで原作通りやっても筋は通る)
  • アニメと原作は作品の持つテーマが違う。これを認められるか否かがカギ。
  • リアリティでいうなら、、、考えた結果アニメ。しかしこれはどこに焦点を置くかによる。
  • 最後の二人のダイアローグはアニメとしてのまとまりは非常にいいけれど、作品を狭めているのも事実。