PandoraHearts 第05話

1、2話だけ見て、そのあと上坪亮樹が来たと聞いて4話を見たのだけれど
全然上坪じゃない、パンドラの少し特殊な背景、色彩・空気に負けたのか?
こんな設定説明回では生かせないだろう・・・
とかそんなこと考えてたら上坪さん5話だったので、1・2・4・5話見たことに。あれけっこう見てるねパンドラハーツ。腐っぽいと思ったけれどそうか、介錯っぽいんだ。
5話はじまってすぐにギャグテイストの5人のからみ
セリフからカットのテンポ全てにおいてシャフトのノリ。

見ているだけで気持ちのいい感覚。
イメージBGの多用とか、キャラの美術がかったポージング(芝居ではなく見た目的なインパクト)などなど全く自重しない。

キャラの立ち位置は芝居ではなく抽象的なもの。

作品世界に縛られない色彩や文字を使った効果的な演出。

あぁどうしてこう心踊ってしまうのか。やっぱりアニメ最高。アニメは実写に負けない。アニメは正義。
シャフトはぱにぽにというネームバリューやら資本やらによってどうしてもギャグ調というか、思いつきによるやりたい放題というか、シリアス調でも遊んでしまうため作品の重さを描くようなことが出来なくなってしまった。
その辺りは夏のあらし!化物語で期待しているわけだけれど、夏のあらし!は少し・・・
上坪さんはシャフトを出たことで新房テイストの演出をいかんなく発揮してくれている。
ヤマモトヨーコやらぱにぽにやらで新房作品に関わってきたミスターコンテマンと呼ばれる福田道生の初監督作品ヒャッコは音楽的に・・・という演出の根本的なところが欠如していたため拍子抜けした作品になってしまったけれど、大沼心が新房×シャフトのもとを離れてSILVER LINKで監督を務めるバカとテストと召喚獣、期待です。(見た目完全に萌小説だけど)