がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 2

八話
厄介上から決め付け理事長が久川綾orz。悔しいけれどこれがまたムカつくほどハマるんだ・・・
最後の決起でビート刻んだ音楽とかベタすぎるんだけれど熱い。そのあとの演出+パロは若干引いたけど。超演出すぎるよなぁ。
理事長いくらなんでも兄貴の恋人って・・・このへん本当に無駄にハードルあげるのって嫌い。スク水とかキャラデザとか、もっと素直に楽しめるようにしてくれればいいのに。
九話
乗っ取りの新しい今風の楽曲の校歌を全校生徒に見せていたところを電波ジャックし、今の生徒会の楽しそうな姿を見せることでもういちど学園祭いいかもと思わせる。無機質な新しい校歌と楽しそうな姿をバックに流れる今の懐かしさを感じる校歌との対比がいい。
ハンディカメラの映像という演出で外れはないなぁとしみじみ思う。
十話
時計台破壊という突拍子もない理不尽な展開ににユーフォらしさを感じつつ、しかし後半は生徒会から生徒全員が一つのものを作り上げる楽しさに気付くという至極まっとうな展開で了。実際の投票数とかは見せないでそのまま結論だけで終わるのも定番と言えば定番。
十一話
二人の校長先生のまとめが完璧すぎて感動した。説明しすぎでもないし、今までの流れからはずれてないし、たん的すぎるわけでもないし、積み上げられてきたものから自然に紡がれた言葉だった。
ユーフォで苦手と感じるのは、作画を見せるための演出だったり、レイアウトだったりする部分で、たとえばバンドでむやみやたらにフォーカスしたりだとか、カメラの手ぶれを意識しすぎるところだったりするのがそうなんだけれど、でも中身がきちんと伴ってるとまぁいいかって思えるから、結局そういったいい印象を持たせるってのが重要なんだよなぁとしみじみ思う。
十二話
今の自分にはしんどいエピソードだったり。七話でみかんが考えていた不安。楽しい時間は続くようであっという間に終わることに対して、それは新しい”はじまり”であるという答え。
子供でも社会に出ていいという世界で学生というモラトリアムの肯定を描いていたが、それはモラトリアムというのは期間だからこそというのが大切で、これは冒頭でずっと述べ続け肯定し続けていたからなぁと。まぁ自分にはそのことに対してまた別のことを思っているわけですが、でもこの作品はだからこそ学生生活での出来事を大事にしているわけだから素直にまっすぐGOと。
この大人になりたくない、なりきれないオタクっていうテーマはいつの世も続いているわけで、有名なビューティフルドリーマーとかエヴァとかいろいろあるし、語りつくされてるし、敢えて今回述べる必要もつもりもないけれど、それでもやっぱりないのかなぁとそんな世界というか社会。まぁ回んなくなるか?でもそういった意見少数だし、いや別にいいか。こんな場末で匂ってきそうな生ゴミ的な戯言は。
でも先に進みたいから留学か〜英語は得意とかやっとけよと思う。頭悪い描写はあったからいくらなんでもねーよと。だからこそ敢えてだろうけれど。
音楽は全体を通して自己主張強めのBGMだった。デフォルメされたキャラの場合表情で見せれない分演出その他で魅せるから違和感がない。スタッフロールのながれや放送後半の盛り上げ方とかみるとゲームに近いものを感じた。シンプルであくが強い感じ。サントラは見つけたら買おうと思う。