「紅」 第01話

「紅」 第01話
プレスコブレインズベースといえばかみちゅのみこちゃんを思い出します。
松尾衡RED GARDENはキャラデザの奇抜さで合わなかったんですけれど(一話で切った)、同じデザインでもブレインベースフィルターによってか、石井久美さんが合わせたかはわかりませんがかなり見やすくなりました。(それでも人を選びそうですけれど)


OP/ED共にPOPな感じ。どこのおしゃれアニメといった感じでしたが本編冒頭の陰惨な描写(後述)と後半の狙いがベタな描写とは融和してないなぁと。そのくせ栗林さんだし。新谷さんだし。
ただし映像に合わせたのか歌がお二方がOP・EDとは思えない方向性でちょっとびっくりした。OPのサビや媚びないEDはまるでどこかのノイタミナ

ほらね、あんなOPで冒頭にこんなやり取りです。

紫の中の人の演技に少し違和感を感じたシーン。悪い意味というよりは、ちょっと普通と違うかなぁといった違和感。上手いけれど何かが異なるといった感じを受けました。

で、この泣きのシーンもよかったんだけれど、あぁ声をはっきりしゃべろうとしていないのかなぁと。きちんと台詞を言わなくてもいいという感じがしました。で、中の人を調べたら悠木碧。誰かなぁとWikipediaで調べたら1992年生まれ、若っ!!そして声優というよりは子役タレントに近い人だとわかりました。
普通とは違う金持ちの令嬢が迷い込んだという意味でもハマリ役だなぁと思いました。

このあたりプレスコらしく走ってるシーンで沢城さんの息遣いがかなり目立つようになっていたんですけれど、どちらかというとプレスコを売るために作ったような気がしました。
脚本を見る限り敢えてプレスコにする必要はあったのかなぁと思いました。前半の紫の背景を説明するシーンはカットつなぎが急な感じがしましたが、後半の尺が思いのほか延びたのか、それとも元々たっぷりとっていたのかわからないです。そしてそれが恩恵なのかどうかもわからないですねぇ。でも最終的にこの構成にしたということで最終的には監督の意思で放送はされているんでしょうけれど。なにが言いたいかというとアニメの中での作家性?を誰にすればいいのかという話。

これには結構吹きました。

                      • -

いや、さすがに一話だけあって細かい芝居を拾う拾う。こんなんじゃ絶対途中で中だれしそうで怖いんですけれど。しかし次回予告や今回の構成を見る限り日常芝居で見せそうな気がします。紫のかわいさとかそんなのを。あと主人公周りの恋愛とかもやるのかな。原作よんでないからさっぱりですが。ルルーシュ除いたら実はひっそりと一番期待していたんですけれど自分的には十分だったと思います。