かしまし5巻

かしまし(漫画)についてネタばれしたくない人は見ないように。おねがいだよっ(アニメ版、ま、漫画版でもやったか)
さて昨日は完全にかしましマラソンでした。とりあえず漫画を一巻から通して読む。
あいかわらず四巻冒頭の明日太の行動+妄想にはジーンと来る。これを書いている最中にも目頭が熱くなるからなぁ・・・
そして最終巻。
あれ?あれれ?
・・・うぅ?
えぇぇぇぇーーー!?
結局あの時恋心が復活したから三人でいたんじゃないの??
完全に予想外だった。やすなが救われない。ニューロンがどうたらこうたらはアニメ版の奇跡とか、トラウマとかとは明確に決別させた感じかな。ただし努力しだいでははずむのように見えるようになる可能性は残したままで。
漫画版は全体的な流れはとまりだった。弱さが前面に出てた。それはアニメの流れとは違うはずむの死が大きな要因なのだけれど。逆に漫画版やすなは最初から最後まで強かったしかっこよかったな。
やっぱり二巻までのはずむ×とまりからこの結末を予想するべきだったのか。う〜んでもなぁ。それでもやっぱり突然感があるなぁ。四巻ではやすなにキスまでするんだから。まぁ合宿所の流れかぁ・・・。
自分の中で妄想が膨らんでたのが一番の原因なのはわかってるんだけどね。アニメ版の結末と漫画版とを明確に分けようと考えた結果、アニメははずむ×とまりの改変のためにいろいろやってて、漫画版はそれがないから三人が一緒という関係を作っているという固定観念
それでもなんか読者の意外性を狙った、奇をてらった展開に見えるのは病院のバックでやすなっぽいのを使ったからか?
そしてこの結末ならアニメ版の展開のほうが好みだなぁ。でもあれもかなり自分の中で落とし込んだ結果だからなんともいえないのだけれどね。
どうしてもアニメ版に引っ張られた感が抜けない。世間的な評価はどうなってるんだろうなぁ。暇ができれば久々にかしまし巡りでもしようかな・・・
ただし明日太のかっこよさは異常。あれがベタな展開とはわかっているがあそこで来ない人はいない。明日太がいらないということは絶対ありえない。というか漫画版はなにをおいても明日太だった。

                                                                            • -

そしてアニメを6時間近く一気に見る。とにかくもう何度も見ているのに冷静に見れない自分がいる。11−12話のシリアスの連続に息が詰まる。苦しい。でも泣かなくはなった。もう10回ぐらい見てるしな。
そして13話のおまけ漫画はこれを書いている最中でもうるうるくる。

                                                                            • -

漫画版は将来が不安なのだなぁ。やすなに対して突き放しているというか。まぁ本来三角関係の終わりなんてあぁいうものなのだろう。よく知らないのだけれど。そして二人に亀裂が入ると死ぬというのもなんだかなぁと。まだ高校生だし女同士だし。そしてあゆき×宇宙仁は納得がいかなすぎる。並子先生に対する後述って付き合ってるってことだと思ったのに・・・

                                                                              • -

とまぁかしましの初見は常にぼろくそに書いている気がする。ぶっちゃけはまりすぎてて自分に納得がいかないラストが気に食わないだけとはわかってるんだけどね。で、落とし込んでやっぱり良いみたいなことを言う自分。信者って言われてもしかたないな。
なんせ「漫画版とアニメ版を組み合わせたらもっと良い展開ができるはず」なんて本気で脳内展開してるからね。こりゃ完全に同人活動ですよ。あぁ、桂先生!!これもあなたの二次創作の布石ですかっ(暴走気味につきシャットダウン)