宇宙をかける少女 第23話 〜イモちゃんの件はわりと理論的〜

タイトルはネタバレを流石に避けたが件=生存の意味。
やはり前回の話で「死んでたと思わしき人々が実は生きていた」というイベントは「イモちゃんは生きていますよ」と受け取れるように作っていたんだろう。
そもそもイモちゃんの死がきっかけに秋葉がニートから覚醒するというのは、オタク更生アニメとしていろいろ間違えている。それは今回の話で、秋葉が箱に入ろうと(=ニート)した時に”イモちゃんの死を無駄にするのか”という定番(かつ必ず盛り上がる)ネタを避けたことからも明白だ。秋葉がニートになろうとしているのを友人のいつきが「あなたが好きだからそんな生き方をして欲しくない」ということで踏みととどませる。
長女=全てを見通す目、次女=戦う力、四女=アンチQT(特殊能力)、末っ子=天才的頭脳と獅子堂家みんなが特殊能力持ちにもかかわらず、秋葉のみ願いという一般的な力を与えられていることから、その結末も見えてくる。
もちろんこの展開が面白いかどうかはまた別の話だけれど。
既に23話だけれど、イベントをこなしていくだけで話として盛り上がってない。
個人的にはCMで宇宙かけDVDは初音ミク音源で紹介するのだけれど、だんだんうまくなっていく様が面白すぎる。
あと親友のイモちゃんが死んで泣いている秋葉に対して、本気で喜んだ挙句、死んだ奴を死んだと言って何が悪いと嬉々として叫ぶレオパルド(主役AI)マジ鬼畜。