咲 -Saki- 第10話 〜百合っぷるが仮眠室で寝ることは少年誌的な重要なプロット〜

まともに見てなかったけれど本腰を入れて見たことで構図を把握
弱いキャラと強いキャラのデザインがわかりやすい。負けるためのキャラデザ。
しかしライバルキャラを立てまくっている、そのわりに試合のテンポは早いから使い捨てられそうなのが気になるけれど。
@堀江チームは完全に噛ませチームだよなぁと。序盤に最強を配置して後は抜かれるだけ。そのわりに@堀江のキャラが立ちまくってる。あとビジュアルで片目をつぶってるのが潰れてるように見えてTV的にドキドキする。
@桑谷×@小林は中の人の味が良すぎる。
イカサマが@清水愛というのはちょっと感動した。素晴らしい演技だ。最強のバニーがいるし、キャラの立て方を考えても主人公チームのライバルは間違いなくこの学校である。キャスト順でも言っているし。
そして主人公チームはなんやかんやと能力持ちだけれどストーリーの展開上、窮地に立たされるための仕掛けがたっぷりだった。過去の試合のデータを記憶しているという強キャラの副部長は素人相手にした麻雀を知らなかったが故、素人の馬鹿ヅキの結果最下位になってしまうとか、まさしく少年誌異能力バトル漫画の真髄。もちろん主人公の咲がひっくり返してくれるんですねわかります。

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キャラのやり取りは百合要素だったり、大げさだったり、こっぱずかしい甘いやり取りだったりと見てられないのも多いのだけれど、先にふれたようにライバルキャラを立てるためであったり、展開を盛り上げるための重要な要素であったりもするので楽しめた。
特にタコスをフォーローするためにといって主人公たち百合っぷるが仮眠室で寝るくだりでは、強すぎるおっぱいの力を制限するためにペンギンの人形が隠されるところにまで繋がったとき少し感動した。
わかりやすく言うと、部内描写によるキャラ立て→百合サービスシーン→能力制限という今後の展開の伏線を含んでいるわけだ。