化物語、テーマソングにsupercell「君の知らない物語」とニコニコ宣伝

まずテーマソングって何というかんじだけれどM-4. 君の知らない物語 -TV Edit-と表記されてることからOP、ED、挿入歌の何れかか
supercellは知らなかったけれどサイトの紹介文では”ニコニコ動画での楽曲の総再生回数が2,000万回を超える驚異のユニット”とある
おいおいどんだけ風呂敷広げるんだとか思いつつ知らないのでニコった ニコニコ大百科:supercell
メルト、ワールドイズマイン、ブラック★ロックシューターの人か。これ寿司屋で流れたときは皆でたまげたよ。(supercellJASRAC登録されてないから店で気軽に使えるのでは)
初めてワールドイズマインの歌詞見たけどこれでEDいいんじゃない、まんまひたぎさんじゃないですかー
歌い手がガゼルことnagiって言われてもーとか思いながらまたもニコ ニコニコ大百科:ガゼル
とりあえず坂本真綾を歌うことからも透明感のある声を売りにしてるっぽい。素人感は否めないけれど、この辺りはメジャーとなればミキサーがうまく処理するレベルではないかと。

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個人的には上手くミキシング処理してくれると面白くなりそうで楽しみ。もちろんニコ動歌ってみたレベルで出されると発狂しそうだけれど。
しかしこうなってくると東方の音楽のZUNとかもフューチャーされる日がくるのだろうか?もしかして水面下ではずっと働きかけてる?

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意識せざるを得ないのはやっぱりニコニコだけれど、ニコニコの恩恵で売れたアニメというとらき☆すたぐらいではないか。
作品の購入動機の大きな要因はどれだけ愛着を持たせるかにあると思う。今の高画質録画が可能な時代には普通に面白いだけではなかなか購入には至らない。
MAD等で作品を視聴者に意識させまくったらき☆すたは作品の持つキャパシティー以上に関連商品含め売れていった。他のアニメでも動画共有配信サイトを意識しているだろうけれど、あくまで+α宣伝の範囲にとどまっているのでは。
そもそも動画共有配信サイトを効果的に使うにははじめから注目されてないといけない。そういった作品でないと優れた動画を作成してくれる人も現れないし、作る意義も少ないし、作られても連鎖的に広がらない。
だから京アニでマイナーなオタクネタ萌え四コマを原作にしたらき☆すたはあれだけ当たった。

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化物語の注目度はそれほどないと思っているが、supercellの起用によりニコニコ動画で、需要はわからないけれど供給ではかなり占める「歌ってみた」と「初音ミク」というキーワードの層を取りいれることが可能だ。これは動画作成者の注目度も上がるのでは。
問題はその層がアニメを見る層と重なっているかという問題だけれど、製作側としてお膳立てはしたつもりだろう。思えばキャストや周辺情報の秘密主義はハルヒっぽい所もある。宣伝活動がうまくいってるかどうかは微妙と言わざるをえないけれど。
この辺りで角川の手法(というかプロデューサ次第だろうけれど)を他の会社でもつなげて欲しいので、かなり楽しみにしてる。そろそろ京アニとエロ要素以外で話題性や売り上げが見込めるようになって欲しいので。