2006年アニソン

と恐ろしいことを述べてみる。
いやいや、ほんとビバ自由、言うのはタダ。
アナウンスどおり、選曲基準は今年に流れた曲。部門は「オープニング」「BGM」「挿入歌」「エンディング」「サントラアルバム」で、大賞と次点、審査員特別賞(ここ笑え!)の三つで選びました。
基本的に自分の見ていたものが中心になるので偏っていますがそこはそれ。自分のアニメを選ぶ判断基準が、演出とそれに付随する音楽なので問題ナッシングとする!
ではでは
オープニングから

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「OP」
大賞

次点

特別賞

感想
迷いました。OPはとりあえず知らない人が楽しめるように惹き付けるような、楽しいような、ノリの良いものが求められますが、そのため曲調も似通ってしまいがちです。今回選んだ曲全ては音楽性だけでなく、その使用方法も加味しての選曲となっていますが、OPは特にそうかもしれません。
大賞のひぐらしは自分の中では確定していました。映像と音楽の気持ち悪さには驚かされました。ひぐらしは体験版を一度しかやっていませんでしたが、あのOPを見てゲーム購入までには三日とかからなかったのは凄いです。
次点は非常に悩みました。他にないんですもの、特徴的なのが。耳に残っていた・印象深かったという点ではホスト部ハルヒが有力でしたがいまいちぱっとしません。そこで去年の曲ですが、第二期にも効果的に使用されたウンディーネを挙げさせていただきました。
少し反則的かもしれませんが、ユーフォリアとの使い分けに工夫が感じられて良かったと思います。
特別賞のぱにぽにですが、いっぱい出して儲けようという腹は好きではないのですが、シャフトの色彩センスですね、選んだ理由は。

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「BGM」
と言うと挿入歌もなにもかもがこれに入ってしまいますが、ようは映像の後ろに流れているインストルメンタルの曲と思ってください
大賞

  • 悲哀も乙女には・・・(かしまし)

次点

  • Second Season 〜出会い〜(ARIA

特別賞

大賞は12話のアバンで流れたこの曲。はずむが二人のことを考えながら鹿島山に登るシーンです。かしましではもう一つ「悲しみのアダージョ」という曲(これは本編を通して悩み悲しむときによく流れていたBGMで、12話の川を渡るときもこれでした。)がありまして、どちらを大賞にするかで悩みました。が映像と曲のリズムに加えて台詞の抑揚ともよくマッチしていたこちらを大賞としました。
逆に次点のARIAでは13話の夕焼けシーン「落陽」とNATURALのメインテーマとで悩みました。落陽は名曲でしたし使用方法としても申し分がなかったのですが、話の締めくくりの音楽として非常に心地の良いこちらを選びました。
そして特別賞、名前不明と言われてもという感じですが、契約(キス)するときに流れているやつといっておわかりになるでしょうか?自分としては何が良いのかわからないのですが、毎回情動がwwということで特別賞入りです。繰り返しがいいのか、それともやはしシャフトのセンスが良いのか

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「挿入歌」
大賞

次点

  • キミのためにできること(かしまし)

特別賞

大賞はいわずもがな、ハルヒのバンドシーンにばっちりあったこの曲。よく指の動きや描き込みが凄いといわれていますが、自分はやはり選曲のよさに注目したいです。二曲構成でのっけにガツンと言わせるために、インパクトのある、そしてわかりやすい音楽。いい。すごくいい。その後MC→ラストの曲も終わりを感じさせる見事な歌です。そしてどちらを大賞にするかというとやはり一番力の入れるところでの顔のどアップ。見事
そして次点がかしましに。いやこの曲も名曲です。12話の最後に流れたときにかしましに完璧に惹かれていた自分がいました。しかしこれ以降の展開を考えるとちょっとね・・・
そして特別賞のミクルですが、これはダントツでしょう?インパクトが。小説を知らず、ただ話題になっているから見るかと思ってチャンネルをいじると始終調子っぱズレな声とノイジーな吐息。思わず吐き気がw

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「ED」
大賞

  • みちしるべ(かしまし)

次点

特別賞

大賞は文句無しにみちしるべで。曲のすばらしさもさることながら、物語の主役となったキャラクターが歌詞を変えて歌うという手法も大賞の理由です。EDをまとめて一つのアルバムとして出すなど、どこぞの今年の超大作のEDとは全てにおいて違います。
次点は意外と思う方もいるでしょうがこれは衝撃的でした。ノリとテンポの良い曲と台詞は聴いてて楽しいですし、あの紙絵のようなタッチの二人が曲にあわせてぴょこぴょこ動いて、と思いきや一枚絵が台詞にあわせてアップに出たりと見てて楽しい、非常に高レベルなEDでした。本編は見ていないですけれど、でもあの映像は必見です。ぜひDVDでご堪能ください
そして特別賞はいぬかみっ!のED。これもノリノリ系でした。本編で家が壊れてからはきちんとEDで壊れていたのもポイントですが、変態話のときにAice5でなく、男バージョンが流れたのが選ばれた理由。あれも一種の電波ソングでした。

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次にサントラアルバムとして購入するならばという意味で選んだこちら
「サントラアルバム」
大賞

次点

特別賞

  • 学園祭(ガクエンフェスティバル)(ぱにぽに

最早サントラかどうかも不明なぐらい楽曲として成り立っているARIAのBGM。二枚目ですのでBGM色は薄いですが聴ける曲たちが揃っています。
次点はトップ2のサントラ。作曲は田中公平さんですのでトップのイメージを残しつつもきちんとしあげてくれました。印象に残るようなアクの強いメロディーは昔を、そしてよりセンチなシーンが増えた2のために切なさを取り入れたサウンドトラック(日本語おかしい)。もちろんラストはあの名曲が・・・
特別賞はぱにぽに。音楽面でも実は遊んでいたぱにぽに。いくらギャグアニメでもこれだけ変な曲を使うのはおかしいですが、まじめぶっているシーンに使用されている楽曲が信じられないぐらい完成度の高い曲で驚きます。最早普通にかしましとかの泣かせるシーンに使っても問題ないくらいです。音楽性もパクリでOKなことの証明か?それとも楽曲分析の応援なのか?(たぶん違っ)ということで、一度聴くとそのミックス具合に気持ち悪くなります。どういったアニメなんだよといった感じです。

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「総評」
どうでしたか?意外でした?それとも予想どおりでしたか?
あの曲がなんで入っていないんだよ?
この曲は微妙じゃね?
いろいろあると思いますが、自分が聴いて(見て)いたかぎりではこうなりました。
かしましは全体的に恋愛ゲームの曲構成に近いものを感じました。
ハルヒも良い曲はありましたが売り方が最悪です。
OP・EDともホスト部を入れようか入れまいか迷いました。特にEDは作品の内容と合っているという感じの曲でないにもかかわらず、本編→EDのつなぎや最終回への使用などを見ていると非常にあっていると感じるのがミステリー。
同じ制作のエウレカの曲センスも相当なもので、リミックスや特殊OP・EDなどとても面白かったですが、スーパーカーの曲の使用は残念ながら去年でした。
他にもなのはA'sの曲も去年でしたし(見たのは今年ですが)挿入歌としてARIAのシンフォニーも入れれませんでした。残念!
他にも見たり聴いたり買ったりした曲は数多く、語ると時間がつきませぬが以上を持ちまして今年の自分音楽選手権を終わりたいと思います。
では良いお年を〜