艦これのイベントを攻略する際の心がけ

艦これは運の要素が非常に大きいゲームです。
ボスを倒す道のりですが、到達するための羅針盤、攻撃の倍率を決める交戦形態、誰が誰を攻撃し、その攻撃がクリティカルになるかどうかなど、確率の要素が多く存在します。そのため攻略情報どおりの編成であっても、数回でボスを倒せる事があれば、何十回やっても倒せない事もあります。
ちなみに今回のイベントであるトラック泊の最終ステージではたった2回で済んでしまい、改めて運が重要であることを痛感しました。

そんなわけで他の方の成功例を参考に挑んでも撤退を重ねてしまうのですが、その数も増えていくと、つい自分の運が悪いから失敗するのだと考えてしまい、ゲーム自体にストレスを感じるようになります。しかしその成功例は本当に最適解なのでしょうか?今回のイベントでも成功例の編成は複数あります。

こういった編成から攻略の可能性が一番高いものを選びたいものです。そこで攻略の可能性が高い編成の条件について考えてみました。

  • 確率の要素をなくす
  • 確率を上げる
  • 試行回数を増やす

確率の要素をなくす

自分が持てる最大の艦隊編成でボスに挑もうにも、羅針盤という名のルーレットに勝たなければ戦えません。ルート固定をするためには編成条件を満たさなければなりませんが、火力低下により敵を倒せる確率は下がります。どちらを選んでもクリアは可能ですが、断然ルート固定を推奨します。
複数の確率全てが良い方向に転ばなければ勝てないというのは、運に対して連勝しなければならないとも言えます。そう考えると絶望的に聞こえますが、ルート固定によって連勝しなければならない数を減らせるということです。制空権を握る場合も、敵編成によってはどう転ぶかわからない制空値ではなく、必ず制空優勢となるように編成することで、運に勝たなければならない数を減らすことが出来ます。

ゲージ削り時の編成です。今回のイベントでは軽空母2隻により航空優勢が確実に取れ、潜水艦を入れることで渦潮を回避するルートが確定するこの編成が一番安定しました。

確率を上げる

ボスを倒すためには昼戦でも夜戦でも強力な攻撃を複数回当てなければなりません。誰を狙うかは自動で決まってしまいますが、攻撃の数を増やす・相手からの直撃を減らすことで確率が上がります。
特に効果的なのは制空権を握る事と支援艦隊を使用する事でしょう。前者は弾着観測射撃によって戦艦や重巡などの火力が倍近く上がるうえ、敵の航空戦力が減るため敵空母の攻撃を弱体化できます。後者は単純に手数が増えます。キラ付けも命中・回避率共に上昇するため非常に有効です。
他にも命中率を上げるために艦娘にあった砲のサイズを装備させる・命中率が上がる装備を使用する・航空戦のダメージを減らすために対空カットインを使うといった手段がありますので、積極的に利用します。

試行回数を増やす

どれだけ編成を工夫しても確率の要素は無くなりませんので、試行回数が必要になります。そこでまとまった試行回数を確保できるようにプレイヤーの状況によって編成を変える必要があります。

  • 期間があって、資源もある場合(各50000程度)

プレイ時間が取れる場合、大和型を運用しつつキラ3重付けを推奨します。大和型は中破でも鋼材を1000程度消費するため、キラ付けでなるべく被弾しないようにします。周回中もMVPを取りやすいため、付け直しの資源も少なめです。支援艦隊は決戦支援は必須で、道中はMAP次第でしょう。
プレイ時間が取れない場合、大和型やキラ付けなしで、ひたすら試行回数を増やすほうが良いでしょう。ただし疲労は必ず抜いてください。支援艦隊はやはり決戦支援は必須で、道中はMAP次第です。

  • 期間があるが、資源はない場合

大和型を使わず、支援艦隊は道中・決戦支援どちらも使用します。全艦3重キラ付けは非常に時間がかかりますが、周回数は一番少なくすむ編成と思います。実際5-5を最近キラ付けなし・支援なしでプレイしていますが、攻略までの周回数が1.5倍に増えました。

  • 期間がない場合

大和型を運用しつつ支援艦隊も惜しまず使用し、攻略の可能性が高い編成の試行回数を増やします。資源がある場合は疲労を抜いてすぐに出撃し、時間がある場合はキラ3重付けで突破する確率をあげます。どちらもない場合は、課金でキラ3重付けも選択肢に入れます。


削り終了時、残り1週間で資源が2万以下とかなり心もとない状況でした。そこで大和型を使わず、念入りにキラ付けを行いました。連合艦隊は昼戦と夜戦で艦隊が異なり、大和型の必要性はより下がります。実際昼戦で残り2艦にまで追い込めました。

まとめ

こうしてベストな編成を選べたとしても、まだまだ確率の要素が多いことに変わりはありません。そこで失敗が立て込んでも不満を貯めないように心がけていることがあります。それは少々不合理であっても好きな艦娘を入れ、こだわりの装備を使用するなど、自分で考えた編成で挑むということです。
成功例に固執して周回を重ねる度に運の悪さに一喜一憂するのではなく、あくまで参考として適宜編成を見直し、自分の艦隊を勝利に導こうとする姿勢こそが、艦これのイベントを攻略する上で一番大切なことかもしれません。