年末OP・ED・劇中音響3選用メモ(冬アニメOP)


白黒モノトーンに一つ色を加えた映像。スポットと信号機の赤・青を提示してキャラクターに色を振る。待ちに待った黄色だけれど、照明を一瞬で切り替えるような唐突さが気持ち良い。


CGと作画のハイブリッド映像。
アクロバティックな箒ムーブから、鏡面対称、アクションつなぎ等、キャラクターの扱いと併せてめまぐるしく変わって圧巻。これが最新映像かーとか。


梅津泰臣の丸い瞳が印象的な本作では、弁護士バッジに触れて魔法を発動させる。悪人らしきものを吹き飛ばし、公共物を破壊する圧倒的な力。その行使の在処について思いを馳せる。


スタッフクレジットがスマート。
可愛いしかっこいいし、それでいて力強いのに映像の邪魔をしないどころか引き立てる。
そんな気遣い地獄。

  • 『ゴールデンタイム』OP2


最初と最後がフェードイン・アウトの映像なので無限ループな構成。
星が降り、花びらが舞う中で輝き続ける女の子は、いつだって最高に輝くたった一つの恋を繰り返す。


シーンは一見して繋がらないけれど、カット単位の破壊力が抜群で、大正義


素体機体のチョイスや登場人物のデザインといった大人たちの思惑による配役。観衆はその通り躍らされるのだけれど、でもそれは、彼らの表情がホンモノだからだろう。


視線を動かした先でカットを割る断絶と、同じ画面に収まっていても、背丈や立ち位置はズレる。
それでも同じ芝居で繋がっている。


リトバスでも凪あすでも憂い顔をバシバシ積んでいくOPは、曲ではなくキャラクターが情感的で好き。