2013春アニメアニソンメモ〜ED編〜


【映像で選ぶ、2012年アニメOP・ED・劇中音響3選】
ゆるゆり♪EDの紹介で触れたようなアニメーターの線を活かす単色背景の膜だが、今回はその膜がスライムのようにくっついたり離れたりと流動的。三人だけの空気感が楽しい。


これが私のロック道。ダジャレの効いたサブキャラ押しは、様々な道、どんなときでも作り笑いでも笑顔を浮かべていてかっこ良い。ロックだ。


風景・花・女性という風景を切り取った美しい写真と、女の子の生き生きとした表情を切り取った楽しい写真が、音楽の展開に合わせてスライドショーのように流れていく。
撮りたいものと撮られたいもの。主人公しっかりしなさい。


踊りつつ表情を作らない制服の女の子の前に現れる、アイドル衣装をキメキメのもうひとりの自分。
身振り手振りに表情や視線といった全てがコントロールされた理想の自分と、少しずれるという芝居が巧い。


スポークスが美しい自転車を漕いで山を登っていく二人の子供。反転し、まるで月面を飛び跳ねるように星の海へと下る。宇宙船に積まれた自転車と窓から覗く子供の姿は、まさしく未知の場所へと旅立てる乗り物だ。


この世のすべての静止画ED(一枚絵のパン含む)が這いよれば良いのに!
ということで、布団とパジャマ、髪の毛とカーテンが同系統にまとめられてからの擬似立体視、キャラクター芝居、反復と、彼女の魅力を余すところなく見せてもらった。