映画感想

これもまたメモ帳か(ry

レオ・マッケリー『我が道を往く』

章立てたほうがいいんじゃないかというぐらい突然シチュエーションが変わってかなり難しかった。とりあえず我が道を征くというタイトルと主人公の献身のギャップはよかった。

J・リー・トンプソン『ナヴァロンの要塞』

多分有名な映画なのか、いくつか見覚えのあるシーンが。いろいろなところでオマージュされているんじゃないかと思う。
1961年の映画ということで、車内での背景との合成やリアリティーの欠ける装備は気になるものの、セリフ一つ発さず嵐の仲上陸から絶壁を登り切るシーンは圧巻。CGや大規模なセットでの迫力ある戦闘描写ではなく、いかにして戦闘を見せずに撮るかに終始した映像作りによる緊迫感は今ではなかなか味わえない。
ただストーリーは平凡でキャラクターもイマイチ描けていない印象。短い映画ならまだしも2時間半でこの程度の情報量は正直ツラかった。

クエンティン・タランティーノパルプ・フィクション

マフィアの人たちのドタバタを短編形式で集めた映画。殺し屋・運び屋・バイヤーといった重厚な設定をシリアスな感じではなくてコミカルに扱っている。マフィアの短編物のせいかEDEN@遠藤浩輝を思い出した。
出てくる女がヤク中・殺し屋に追われてても空気読まないと言う風にことごとく頭の悪い描かれ方をして、1994年公開なのだけれどそれよりも一昔前のセンスかなぁと思った。ただこういうマフィア物に則るならそういうのは伝統とかしているからいいのかなと。
聖書の引用の仕方とか、時系列の入れ替えとか、なんとなく今のアニメにも使える(&使っている)ガジェットだと思いながら見ていた。ガンソードのアホカップルのハニーバニーってここから持ってきたのかとか。とりあえず聖書の使いかたは同じフレーズを時系列を入れ替えても要所々々で使えている気がして、そこに意味はなくても(意味がわからなくても)盛り上がるようになっていたのが上手いと言うか正しい演出だと思った。

むすび

いつ書いたかもわからない感想で読み返すのも怖いのだけれど、私のブログだ、好き勝手やらせてもらうさ。