2012秋アニメアニソンメモ〜OP編〜

2012アニソン


全体的に緩いアクションの場≒キャンパスから一転したBメロの寂寥感。この撮影処理の空間が凄まじいなと。サビへと駆け上るPANアップという高揚感も、古さの中に今の技術が詰まったため息の出るような空だ。
基本的に壁画とかボディーペインティングとかメッチャクチャ興奮します、はい。


ジョジョ！ジョジョ！という叫びをバックに、止まったら死ぬと言わんばかりの勢いに任せた、アクションに沿って流れるようなカメラワークが熱い。CGキャラを漫画風に落としこむ処理など、原作とのすり合わせでいかに安っぽく見せないかというのも追っていくと面白い。

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見上げや振り返りといった視線と、アングル変更や鏡といった映される姿の積み重ね。フレーム外へと飛んでいく鳥を繰り返し仰ぐ。そんな不可能に囚われていながら、手を引き、背を押してくれる折り合いの優しいフィルム。


打･弦･管と綺羅びやかな楽曲に負けない素の力強い熱唱が、コラージュ感満載の背景に立つキャラクターと相性抜群。よくわからないものを見る、そっぽを向きながらも見るという別レイヤーの目線。対象に向かって大きくなっていく辺りなんて、とても可愛い。


ハートのVは勝利のVだ。最後はきっちりカーテンコールというように、高速カット･アクションで軌跡を描く。しかしなぜ彼女たちはそんなにも勝利を約束されているのか。それはサビで光に向かって目を輝かせているからだろう。僕らはみんな♪という歌詞に当てられた字は【Me&We】というのも決まっている。


元相対性理論の真部脩一が作詞作曲編曲という、やくしまるえつこよりも、相対性理論よりも、相対性理論らしいアニメソングはじめました。
百面相と七変化な衣装で彼女の魅力を余すところなく魅せます。しかし、彼女の真髄はと言わんばかりのウィスパーボイスと正面で全身を捉えたこのカットではないだろうか(←願望)


【テイルズオブハーツOPについて　〜DSの縦2画面による演出まとめ〜】@Daisukのよ〜わからへん！

『貧乏神が！』OPの頃はイマイチ評判にならなかった画面分割でしたが、『中二病でも恋がしたい！』で反響が非常に大きかったので、MAD、YouTube、ニコニコ動画ときて、映像の再編集について、ようやく身近なものになったのかなと。
奇抜な手法に囚われては本末転倒とも言うでしょうが、短い時間で印象的な映像を求められるOP/EDですので、是非いろいろと挑戦していって欲しいです。
といいますか、私が画面分割の映像をもっと観たいだけですねー。よろしくお願いします！


秋アニメに相応しい紅葉が美しい。激情、慕情、拒絶、手の平、血しぶきと演出意図でリアル度合いや色彩を細かく調節していて手が込んでいる。というよりも紅葉一つでここまで出来るのかと感心しきり。
男たちの手から発動する能力の連鎖、カメラが引くことで突き放される、二柱に手を封じられるようにした女というこのカットに釘付け。