ラストエグザイル銀翼のファム


結局セカイの混乱に巻き込まれてしまってはいたけれど、キャラクターの目的や物語がセカイに踏みにじられる展開をGONZOるというならば、戦争の上で成り立っていたあの日のグランレースを目的としたファムにとって、それはしごくまっとうに関わった結果だったのかなと思えるように。
平和について考える回を数井浩子が、大きな戦闘をソエジマヤスフミが。得意の作風・演出でスタッフのローテーションを明確に組んだことは、非常に有効に機能していたと思う。