2011秋アニメアニソンメモ〜OP編〜

これでも減らしたほうなのに見てるアニメのほとんどのOPがラインナップされてしまった不思議!


各勢力の動作線がほぼすべて横の動作で構成されているのに対して圧倒的な縦の線で構成された【約束された勝利の剣】が美しい。最後の海上を縦に割る陽光は流石。


冒頭のブロックで現れるクレジットからタイトル出し。その後のエフェクトに至るまでその小さい破片のイメージが徹底されている。静謐な水中から喧騒な水面。それはサビの船上を彷彿させて…素晴らしい。


画面から溢れる幸せ色いっぱいムービー。あるキャラを除く満面な笑顔。これは本編中に解決されたわけだが。確かに楽しそうではあるのだけれど、そこにまで至る道を描いたからこその遠き理想郷。最後の現実感もまたグッとくる。

  • WORKING'!!


前回のOPにリップシンクやキャラ相関アクションや小道具などなどを増し増ししてもう何も語ることはありません。だって2010年アニソン大賞映像なのだから。


浮かんでは消え、ぐるぐると回転する文字や回想群、そんなイメージ群に対して数少ない横一文字の動作線が映える。どっしりと構えた着物姿にみた女王の風格。


誰が見ても冬の作品であることがわかる光量が少ない映像が素晴らしい。淡く白く描かれた背景に思い思いに舞い踊るキャラクターたちに共通したハートの心がひときわ輝く。シンフォニーだなぁ。


板垣伸監督によるベン・トーOPのコンテ解説。【板垣伸のいきあたりバッタリ!第240回『ベン・トー』の話(3)】@WEBアニメスタイル
冒頭の抜きでキレのあるオーバーアクションだけでもすでに眼福。弁当の店内空間から割り箸に人ごみといった全てが【かっこいい】のための小道具。


前回のOPの回転運動とは明らかに異なる多方向のベクトルを持った回転運動に分断イメージ。揺蕩うイメージは殆ど無く、臨戦態勢すら伺える。


いやさけっこうダサイイメージ群なんよこれ、笑っちゃうぐらい。でもさ、やっっぱさ、ブラーみたいなのに超絶きれきれアクションってなんだこれむっちゃっこいいじゃないか。鉄橋のバク転なのに前に進んでるあの混乱っぷりがタマラナイ。