とある魔術の禁書目録IIOP2 〜インデックスさんまじヒロイン〜

とあるシリーズで大部分のOP映像を手がけ続けてきた橘秀樹と監督の錦織博という二人がうまく合わさった今回のOP。色シャツでボタン全開のヤンキー上条さんが移動して今までの登場人物とすれ違っていくという一つのシーケンスで構成された映像は、2クール+2クールという今までの総決算という感じで見ていて本当に格好良いのです。

ところでわりとたんたんと、時に情熱的に上条さんが移動していく映像ですが、いくつか特異点と呼ばれる部分があります。そのポイントで常に登場するのが本編であまり活躍しないがゆえに視聴者にインなんとかさんやヒロイン(笑)などと揶揄され続けている禁書目録ことインデックスさんです。

街中を歩くときも、背景と別の層で歩くときも、一枚絵で走りながら多くのキャラクターと絡む時も上条さんが行動する前にはインデックス(と)の映像が挿入されます。動き続ける上条さんですがふと足を止めます。そして戦闘の先に存在するものもまたインデックス。
起点であり、中継点であり、終着点。共に過ごす日常、他人のために走り続け傷ついた体を休める宿り木、闘った末に勝ち取るモノ。
インデックスという存在はヒロインとして圧倒的な地位を確立しているように見えます。最後のカットなんてまじヒロインというよりもまじ天使ですね。

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【オマケ】

正面カメラで続く上条当麻の走りを別ベクトルから阻害するビリビリ超かわいい。というか突然のカメラ変更の映像がカッコ良すぎです。