4月以降の当ブログおすすめ漫画紹介

  • ラブアレルゲン1巻

ラブアレルゲン 1 (電撃コミックス)

ラブアレルゲン 1 (電撃コミックス)

一話で不安になって、二話で期待にあふれ、三話で確信したが面白い。物語も登場人物が出揃ったタイミングで面白くなるのでそういうふうに出来ている。
ほのみ様=アニメ版の病気の治ったやす菜、アキちゃん=はずむ、ししょー=とまりという風に考えれるわけで、その作り・物語に目新しさはないかもしれない。
それでも彼ら彼女らの本気を見ていると胸が熱くなる。あぁこれがキャラクターの力というものか

  • からん4巻

からん(4) (アフタヌーンKC)

からん(4) (アフタヌーンKC)

京都という土地柄の排他性が、学校・クラス・部活(柔道部)というそれぞれのグループで相互的に作用してその上各人の問題点まであげつらわれる本作品。新入生の身でありながらグループの人間関係を掌握し、解体し、再編成を試みる体育会系女子高生の奮闘を描く。

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以下は趣味的なので注意

  • あいカギ1巻

あいカギ 1 (サンデーGXコミックス)

あいカギ 1 (サンデーGXコミックス)

過去の連載作品の登場人物の悩みを解決してくれる妖精のおはなしって作者も言ってるけれどほんとに宣伝漫画みたいだ。
犬上すくねが得意としている「本音を言えない溜まっているキャラが本音をぶちまけてラブラブになる」というお決まりメソッドを超豪速球でやる漫画。いつもどおりだなーと思ってしまったが、さっさと読めるし一つ二つ面白いエピソードがあったので充分満足。

熱い。熱すぎる。TV版の事件で二人の関係が変わらなかったらというifストーリー。事件後の参考資料として能力測定という名目で戦うことになる二人。その戦いは一方的な展開で始まった…
なのはのコミックスだと都築真紀長谷川光司のコンビが一番良い。戦闘の説得力が段違い。なのはとフェイトの二人に存在する圧倒的な戦闘力の差から生まれたifの展開、これを信じさせることが出来る力が二人にはある。

  • なのはForce2巻

あまり期待できないなぁと思っていたらそんなことなかった。なのはチームと対立する主人公一味の本質に殺人があるのが面白い。なのはシリーズの本質が殴りあうことでお互いが理解し合うというものだけれど、病気による殺人衝動という「どうしようもないもの」という。
キャラクターも武装も魔法も追加しまくりで、そのくせ説明は本編以外に収録のキャラ紹介&キーワード事典という。この破綻をきたしそうなバランスを支えるものがメディアミックスすべてをフォローする作品愛というのはどうなんだろうと思ったりはする。