サマーウォーズ・超電磁砲・尾石達也他

サマーウォーズ [Blu-ray]

サマーウォーズ [Blu-ray]

レイアウト、カメラワークがアニメ的でとても楽しかった。普通に楽しい作品だと思っていたのだけれど泣かされてしまったな。びっくり。
内容については語り尽くされてるだろうから置いといてあまり触れられてないところを。というかflunkyが触れたところをなぞるだけなんだけど、高い。衝動的にAmazonでぽちったけれど、これ定価10000円でアマ価格でも7500円。他の映画パッケージと比較すると割高感が。映画だと定額1800円で4回見れて安い日や時間帯(1000円〜1200円)だと7回。面白かったけれどパッケージをこの回数見るかといったら怪しいといころ。わかりやすい映画だと思うし、何度も見たくなる作品ではない。この高さの理由はBDが特典付きのみ、DVDが特典なしのみという販売方式のためで、作品だけでいいなと思った自分はDVD5000円(だからアマだと3500円)から想像できるBD6000円が適正価格。そう考えると高かったなと。

飲み会(追い出し会)の話なんだけど、学園祭でのビリビリと佐天さんの喧嘩という話。穿ち過ぎと言われたので言っておくと便宜上喧嘩という言葉を使ったけれど、一緒にいて結構経つのにお金持ち(&レベル)に対する佐天さんのコンプレックスと美琴のあまり空気を読まないテンプレ正論の返しという不穏なやりとりという意味。その後の様々な一般人の金持ち体験という脚本&構図の対比、美琴の悩みを下級生組が気付かず上条という先輩が解決したことからも二人の壁を感じさせるやりとりと見て間違いないと思うけれど。

尾石さんは広告と(飲み会の席で)言ったけど、これも言葉が足りないので補足。ジャチェック・ウツコは問う「デザインは新聞を救えるか?」を見てもらいたいのだけれど、尾石達也化物語で紙媒体のデザインがやりたかったのだと思う。写真集とか雑誌の広告ページとか。だから実写の人物が必要だった。これからは紙芝居アニメでなく紙メディアのデザインアニメと呼ぼう。

バカテスって、学園首位の霧島さん(長髪で親友の彼女)も親友に対する反応がバカで、二位の男もホモということでバカばっか(@ホシノ・ルリ)。Bクラスリーダーで悪知恵がまわる男は割と普通なんだけど、敵として描かれている。あとまともなキャラって先生達だから、バカたちの反抗における最終的な障害は先生なんだろうなとか。

ここに挙げられた作品って、サントラでもよく挙げられている気がする。音楽が良いから作品が記憶に残るのか、作品が良いから音楽が記憶に残るのか。

うおっ、わかるけれど視聴者に要求する快感原則のレベル高すぎやしないかイノセンス。少なくとも自分は気持ちよくなかったなー。Ghost in the shellならわかる。

パッケージ売り上げ、今期だとレールガンとデュラというように二万付近がニ作品もあるといったころから好調だと思ってたけどそうでもないのか。でも不況と言われてる割にはといったところなのかも。