とある科学の超電磁砲 第19話 〜佐天さんと美琴さんが仲良くなるカタルシス〜

が訪れる日はくるのだろうか。とりあえず今回の話でもわかるとおりまだ開放されない、むしろ溜め込んでる。

生花でせっかく佐天と美琴のふたりっきりになり、金持ち趣味のやりとりで牽制が始まったときはどうなるかわくわくしていたら華麗に初春が持っていった。

ヴァイオリンの独奏に緊張する美琴を解すのも後輩三人ではなくて先輩の上条さん。演奏の曲がEDヴァイオリンver。ED映像の待ち合わせのときの軸がずれている演出とあいまって感動。作画微妙だけど。ハルヒ以後どうしても演奏すると意識してしまうのはよくない。

それにしても初春と佐天さんの二人のやりとりは絶妙。今回二人のやりとりを多めにしてる脚本だっただろうけれど、茶を点てる際の二人のリアクションをクローズアップしたような二人の差異にスポットを当てるカットや、声優同士の仲が良いことによる会話の温度というように様々な要素によってこの面白さが出来ている。
初春佐天の一般人二人が能力者エリート学校の祭りにもてなされるというお金持ち、非お金持ちの対立というのは面白い。もともとのキャラ設定からしてそういう構造だけど、そのまま形にしたようなエピソード。そういえば最近そんなこと書いたなと思ったられでぃばと5話だった。

れでぃばとの同じやりとりの繰り返しというデジャブみたいな処理に比べて絵コンテ演出橘秀樹超電磁砲はスカートめくりの下りで佐天が初春の肩に手を置く→美琴が下級生のエプロンを直すというアクション繋ぎの対比のカットというのは「とある〜」OP担当ということからも面白いなと。
レールガンのアバンは遊んでいて好き。



*あとから画像付けたのでイマイチうまくないかも。説明的な文になってるのはそういうわけです。