するがモンキー

本編修正、顕著だったのは3話目のバトルで骨折というテロップから作画に変更といった描写の充実度アップだろう。相変わらずのディティールアップの作画修正に加えてSEによる音響演出の追加が目立っていた。暦が突然谷岡ヤスジ調になるというような懐かし漫画ネタが他のネタに変更されていて、注意されたのか、それとも同じものをやりたくなかったのか、この辺りのジャッジができなくてもやもやする。ただ放映版でもパッケージでも映像が異なっても平気というスタンスは、本編の流れと映像の無関係さが際立つシャフトらしいと思う。ただこの方針によって「あとがたり」の兼ね合いもあってとんでもないことになってた。
バトル関連の修正、というか追加に近いのだけれどその辺について少し思ったこと。
化物語 第08話 〜尾石達也の演出方法〜@Daisukのよ〜わからへん!

攻防が休憩に入ることを示すようにBGMのリズムをとるあららぎの立ち上がり方が秀逸。

というふうに誉めていた。しかし、放映版だとテロップに囲まれた中での立ち上がるシーンだったが、パッケージ版の一連のアクションの一部にまぎれることによってそれほどインパクトを感じなかったのは興味深い。この短いやり取りでも人間の感性はしょせん相対的だというのを証明するような感じ。それは評価に結び付くということで、うかつなことは言えないなぁとか。
キャラクターコメンタリーは設定上では日常自販機であろうが本編では殆どといっていいほどなかったひたぎとするがの絡みが聞けてよかった。するががひたぎに対して普通につっこみに回るのを見ていると、原作者らしい判断だなぁと。本編で確立したキャラクターと異なる、人格のような部分での納得のいく会話はアニメ脚本家にはなかなか書けなそうだとか。もちろん面白かったが一番笑ったのは次回のオーディオコメンタリーが忍野メメ千石撫子だということ。なにこのカヲス。
あとがたり、相変わらずの誉めまくりで進んでいたけれど、斎藤千和の部分がパッケージ修正でまるっきり逆の演出になっていたのは・・・演じるうえでのスタンスの違いというか、読み込みの違いというか、この辺りの真面目な話は興味深かった。ラジオやインタビューではここまで重い話にはならないし、オーディオコメンタリーだと絵に合わせたり尺が決まっているので深いところまでいかない、もしくは別のことを話すというパターンが多いから、その点でもあとがたりという企画は非常に賛成。