どんどんBDを出していくべき・・・という立場で本当にいいのか?

true tearsのBD-BOXに2000セット予約が入ったらしい。DVDのアベレージと同じなのでこれはすごい。売れなければある意味面白いと前言ったけれど、売れたら売れたで面白いデータだと思う。機動戦艦ナデシコステルヴィアもBD-BOXを出すということで、とうとうキングレコードもこの商法に乗り出してきたかと。ただtrue tearsの場合はネットアンケートで売り上げが見込めていたからこその数字ということは忘れてはいけない。
過去の作品をBD-BOXで出したがる気持ちは非常にわかる。なにせ元手が新作の制作に比べてさほどかからないプロジェクトだから。売り上げも大きな数は見込めなくとも枚数が600〜10000以上と博打のような新作アニメよりマシと思うのも無理はない。ただこういう企画が動く分新作アニメの製作に割ける金や人も減るわけで、来年のアニメの本数は相当少なくなるらしい。現在の状況は新作アニメを全部フォローできるような本数ではないけれど、少なくなったら見たいと思う作品に出合いにくくなるんだろう。少ない本数でも確実な売り上げが見込めるお色気担当枠・美少女ゲーム枠や売れた作品の模倣作品は作り続けられるだろうし。
一アニメ視聴者としては、売れそう・面白いという理由で昔のアニメをBD化で取り挙げてくれることは、見てみようかなと思える機会が増えていいことだと思う。これは昔のアニメがネット上であげられて簡単に見れる現在の広告・宣伝状況、お金を持っている20代後半〜30代前半の層ということから、マーケティングとしても理にかなっている。これも時代の流れか。
まぁ前置きはこれまでにして何が言いたいかというと青い花BD-BOXまだですか?