フミコの告白雑感


面白かった。
顔の崩したリアクションや走る感じがガイナックスっぽいんだけどディズニーのようなヌルヌルアニメーション。詳しくないけどリミテッドアニメを全力でやるとかそういう事なのかな?細かい処理が上手いと思う。たとえば茂みに突っ込む感じは商業自主制作のセンコロールよりも上手い。
内容は坂に転がり落ちるだけだが、カットを極力少なくし、動きの勢いで魅せるのはアニメーションとしての楽しさに満ちている。こういう自主制作作品がyoutubeといった新しいメディアで流して受け入れられるという事が凄い。
一個人としてはこういう作品を評価するとなるとNHKの短編自主制作作品たちをチェックするべきだと思うし、全く興味がわかない。あくまで媒体の楽しさは作品の補助的な部分でしかないと捉えているから。アニメを芸術として評価する人はこういうのを題材に語るべきだろうなぁとか。