ひたぎクラブ

念願の化物語本編。ブルーレイの画質は綺麗すぎて気持ち悪い。線が頼りなく見えてしまう。これは原画も処理の人も嫌がりそうだなと思ったり。特典の映像にTV放映版次回予告に加えてオンエア版のエンディングも(ED曲と本編にクレジットが同時に流れるやつ)。ありがたいがその部分だけでなく一本丸ごと収録してほしかった気もする。ウエダハジメのノンクレジットEDはすっきりして細部まで見れるものの案の定クレジット部分の空間が物足りない。やっぱりあれはクレジットが無いと成立しない画面だと思う。
本編、黒駒がまったくなくて笑った。映像のリズムを出すための表現ですって言ってた気がするけれどなんというDVD商法!!映像は綺麗すぎて引きの画面だとやはり作画の粗が目立っていた。ただし夕焼けの色調のグラデーション具合や、細かいほこりといった表現は美しいの一言。ひたぎクラブのEDとしては放映版のほうが最終回っぽくて好み。
キャラクターコメンタリーは面白かった。セリフ回しは非常に速いのだけれど放映が始まる前に予想していたテンポと同じぐらいで、自分が考えていた化物語のテンポが楽しめて嬉しかった。放映時より1.5倍ぐらい速い印象。原作者が脚本を書いたのだけれど西尾維新的にもアニメはこの速さを意識してたのだろうかとか・・・。内容の方は本当に雑談といった感じで、キャラクターに則りつつも西尾維新が「あんな階段の学校ないよ!」といったように、いわゆるシャフト演出に対して感じた突っ込みを入れ込んでいた印象。しきりにイメージ映像って言葉を聞いた気がするw
EDカードのサイズが今までで一番でかい。ブックレットもそうだけれど、今まで自分が保管していたフィルムカバーやケースに収納できなくて不便。エンドカードはまとめてみたいので統一した規格になってくれればと常々思う。