2009冬アニメ雑感

  • とりあえずシャフトやばい

化物語14話の配信が伸びたけど、どうやら完成が配信日になる見込み。一月からダンスインザヴァンパイア、ひだまりスケッチが放送されるわけだけど、11月・12月に計4本のパッケージ修正(その中にはなでこスネイク有り)と夏のあらし!化物語が残り二話もある状況。ていうかぶっちゃけ今クールも二本分の制作抱えてるようなもんじゃないか?本当に大丈夫なのだろうか・・・
*追記:モンキー&スネイク合わせて1000カット修正ってどんだけだよと。300カット5話としたら(化は350ぐらいか?)全部で1500カットと2/3なんですけど・・・

色彩、仕上げがシャフトじゃなくなったせいで従来のまほろまてぃっくとはまるで別物の印象。作画は良かったがストーリーはまったく面白くなかった。とりおまてぃっくの三人娘の演技が見れた・聞けたのはよかった。
前編はドタバタギャグでそうでもなかったけれど、後編の間や空間(背景)を意識した情感的なフィルム作り(特にまほろと優のデートからとりおまてぃっく辺りがわかりやすい)を見るとGAINAXにとって佐伯昭志は貴重な人だよなぁと改めて思う。

  • DTB2

ダーカーはもともと雰囲気が嫌いだったけれど、子供に暴力をふるいまくってるのを見て胸糞が悪い。もともと一期も契約者という存在を視聴者にたんたんと事実を提示することで、あたかもその存在がいるように感じさせる手法がおもしろかっただけなのであまり期待はしてなかったけれど。ただ短編構成から長編構成になったので作品の山場には期待。とりあえず黒は死んでくれるはず。

とりあえず原作者のオススメの4話まで見たけれど、確かにかっこいい演出だったけれど、話が面白くないことには長い1クールのマラソンを駆け抜けれない。ある意味いつものマングローブ

EP3はほぼ原作のイベントを拾っていたせいで会話の間や事件の間がすべて吹っ飛んでいた。何やってるのか頭や心で理解する前に次のシーンに移っていて、それは作品としてどーなのと疑問。

いいかげんおもちゃの部屋から抜け出てくんないかなと。同じ場所で二カ月ぐらい戦い続けるのを見てジャンプアニメ見てる気がしてきた。

SEをドタバタに合わせて丁寧に入れる、ちょっと変わった素材を使う、状況に合わせて的確にBGMを用いるなどなど音響監督の飯田里樹の別作品を見てみたくなった。とりあえずサンレッドを見て、wikipediaにあった”単なる音響監督の立場に留まらず製作会議の段階から参加している”というAngel Beats!に期待。

シチュエーション限定コメディーが楽しい。苺ましまろみなみけなんかも一つの部屋で話が展開しているけれど、話や時間、テーマが飛ぶので若干意味合いが異なる。一話で一つのテーマ、一つのエピソードを一つの部屋でだらだら行うというのがこの作品の持ち味。ひだまりのBパートみたいなもの。これで話のテーマや人格がもっと一般人向けだったら言うことはないのだけれど、ヲタク感性全開のネタなのがちょっと・・・