化物語、PV第二弾公開とPV効果の問題点

公式HPにてPV第二弾公開 <こちら

喋るし、動くしということでアニメの雰囲気が少しつかめるといったところ。
文字フォントに尾石臭を感じるものの、本編映像自体はコゼット辺りの顔アップ陰影にシャフトのポップな彩色といったテイスト。劇場タッチな引きの画面作りは顕在。

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しかしPVとしての完成度の練度がいまいち。理由は



それぞれの画質を見てもわかるとおり、公式のキャプチャーだと思われる。2ch曰く抽出も難しいらしい。
ラジオで「第一話を見てもらうことが仕事」と言っていたのにこれは問題。公式HPに来る人はまず間違いなく第一話を元から見る意思がある。それよりも動画共有配信サイトで多くの人に見てもらうこと、話題になることの方が第一話の試聴機会増加やパッケージの販促につながるはず。

  • 使用楽曲が第一弾PVと同じBGM

せっかくsupercell君の知らない物語」を使用するのにもったいない。広告担当と作曲のインタビューも行っていたのにこの空気っぷり。
本編の重要シーンに使われるのかもしれないけれど、ネームバリューとその性質を考えると実にもったいない。完全にPV向けだと思っていた。

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君の知らない物語」のカップリングを主題歌に持つ「CENCOROLL」は販売をアニプレックスがもつにもかかわらず、YouTubeで公式PVを30万近く再生数を稼いでいるというのになんという体たらく。ただこちらは宇木敦哉が企画・脚本・制作・キャラクターデザインを一人で手がけた作品の販売を担当するのがアニプレックスであるというだけだからかもしれないけれど。
ラジオでアニプレックスは作品ごとに独立した宣伝チームを立てるというふうに言っていたけれど、ぜひ頑張ってほしい。