文化部をいくつか
- 作者: F4U
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: コミック
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この漫画の中で特に面白いと思ったのが漫研とコンテンツ開発の話だったわけだけど、比喩なり心象風景なりを多用してるのが非常に特徴的だった。作者のホームページを見ると、エロ漫画の中ではかなり局部のアップを多用し、透明にさせたりするいわゆる断面図の描写がよく見られた。また性器の形も(この記事格納すればよかったかな(汗))いびつ(デフォルメ?)に描かれていて性交自体がちょっとしたメタファーにすら感じた。こういった手法が”文化部をいくつか”に影響を与えているのは間違いないと思う。
特徴的で面白いと思わせる部分の構成要素としてエロ漫画の手法が多分に占めていることが自分にとって非常に面白かった。と同時にむなしくもなった。ただただ自分の描きたいものを脊髄反射的に書いてお金を稼ぐのでなく、エロで培った技術を使ってアイデアを練り、このような面白いマンガを生み出していってほしいなぁと。まぁ何もしてないニート的思考の自分に言われるのもあれだろうけれど。