がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 1

4巻が傷で途中までしか見れなかったorz
せっかく一日通して見れると思ったのに・・・

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一話
音響はかなり懐かしい感じもするが、楽しく熱くと演出は高レベル。演出がいいと聞いていたけれど、確かにお嬢@平野綾に挨拶→挨拶を返せないという流れは、「学校生活よりもバイト生活をしたほうが社会的成長に良い」という作品の背景を説明できていて、かつその後友達となら挨拶をかわせるという所を見せることで、その後の学校生活について触れられるという、まさに完璧な脚本・演出が見れて感動した。
にもかかわらず、自分がこのまなびをスルーしていたのはAパート丸丸使った何の説明もない水泳大会・セリフやアクションがいちいち媚・5頭身ぐらいの高校生と萌え媚のアニメ臭を植え付けまくっていたからだ。そういった印象を与えられて、後半の演出部分について目がいかず、結局一話で切るということになったのだろう。
実際今回、そういった部分を覚悟してDVDを見たが、本当にAパートの水泳大会では何度も見るのをやめたくなる衝動に駆られた。
二話
引きのカメラで掃除シーンはかなりかわいいのに、アップになると勘弁してと思うのはもしかしたらキャラデザが合わないのかも。あと引きや物の配置といったレイアウトのセンスがいい。なんだかかみちゅを思い出した。って、かみちゅ自分全部そろえてるんですけど。
素直になれないツン気味のお譲を周りが認めてくれているシーンは鉄板で、感動するんだけれど、やっぱファンタジーだよなとか思うけれど、このことが作品のテーマと絡めてどう描くのか非常に気になる。
生徒会室を喫茶店みたいにリフォーム宣言、「楽しくくつろげる場所にしたい」→職員室でざわざわ→「みんなの生徒会室にして、学校について話して、好きになっていく」と、落としてあげる定番ながらも、相変わらず脚本・演出がいい。
三話
まなびの校舎のチャイムがうみねこの時計の鐘でちょっとホラー。
かなり慣れてきた。アップの変な口とかアクションに媚びる余裕がなくなってきたためかなり見やすくなった。
4:3の絵作りって第一話から思うけれどしっくりくるし楽。視覚的に集中しなければいけない部分の配分がちょうどいい感じ。
いきなり心象風景塗り替えるあたりは演出的にない流れだったので違和感が。学園祭案ノートを作ってて、生徒会メンバーを描いたり、装飾過多にしたりして楽しそうにするあたり、よく練られていると感心。
四話
続いていたお嬢エピソードの終了。もちろん大泣き。「高校に行かなくても大学に入る方法があるのになぜ高校に行くのか」ということに対して簡略にだけれど示した。以降もう少し深くやるかどうか気になる。
二話以外は実は演出で遊んでいることにようやく気付いた。今回もラーメン屋のあたりはかなりぶっ飛んでて驚く。動揺の魚群カメラとか、演出アニメを呈した気がする。
五話
生徒会室でたばこを吸うんじゃありません。
生徒の学校宿泊とか、調理とかの裏に顧問の配慮というシーンを見せるのは、子供は大人に守られているということを示したいのか?
奇抜な演出はなかった。脚本がよく、地味にしっとりした演出がうまく機能しているのだから、敢えてぶっ飛んだことはしなくてもいいと思う。
六話
むっちー@井上麻里奈が万能選手。ただし完全人間じゃないというのが大重要。
六、五話というか第7巻のオリジナル
カメラちゃん@藤田咲は、普通に喋ると初音ミクっぽくてびっくりする。ていうかお嬢@平野綾はお嬢じゃなくて、カメラのほうがお嬢だった。
構成にあったものの放送回数の都合上放送されなかったこのエピソードは、高校に行く理由は何がしたいかを見つけるだけではないというものを、高校生の特権の夏休みと友達同士の旅行というものに絡めた、今まで見せた問題提起を整理しているものに。
七話
楽しいことを求めて学生生活をやめる若者たちの急増と、学生生活の中で楽しい学祭を開こうとするまなび。それを相反することとして中止させようとする大人たち。
それはおいといて、終わる夏休みと夢で楽しい時間が終わるという不安をかけつつ、現実で花火を楽しみながら続くことに安心感を覚えるが、その背景には線香花火という好演出
八話