2007年アニソン

・基準は今年放映のアニメということで、そのためネギまの後半とか蔵などの前半とかも範囲に含まれます。(わかりやすい例?)
・アニソンとありますが歌以外にいろいろ選んでます。
・OP・EDは9割がたカバーしてます。挿入歌やBGMは視聴したものでしか判断不能ということは察してください。
・リストなんて誰も見ないことは考えたらわかるので載せません。
・選考基準は順位の後のコメントとか読んでもらうとわかると思うのでここでは割愛
・動画のUPも考えてたんですけど時間の都合でリストと感想のみを先行します。もしかしたらようつべあたり使いたいなぁと思ったり思わなかったり。

          • リスト-----(下にコメント)

「OP」

「BGM」

「挿入歌」

「ED」

「サントラ」

「アニメ一話の演出」

「気持ちいい動画」

「2007アニメ」

「気に入ったキャラ男性編」

  • 大賞:キタン 優秀賞:螺旋王ヘッド、虎侍 特別賞:広野紘

「気に入ったキャラ女性編」

ひだまりスケッチ

  • 一位:2話 二位:5話 三位:12話
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「OP」
大賞


優秀賞


特別賞


感想
去年も書きましたがOPはインパクト勝負、とにかく本編のために惹きつけるものを作れるかが大事だと思います。
そういう意味ではシャフトのOP、EDは1クールでもころころ変わるので(映像含め)次にどんなのがくるかという楽しみ方があります。もちろん商業的な意味あいもあり、少々卑怯な気もしますが。
そんなシャフトのなかで絶望先生のこの映像はまさに尾石さん回心の出来(と思う)。とにかく実写&文字&色彩がかっこよかったです。
まなびOPはRODやらかみちゅやらが印象的なスタッフの出し方なんですが(石浜さんだけだと思ってたんですけど)スプレー描写がたしかにちょっとなぁという意見はすごくわかります。
しかし重要なのはOP最初の10秒ぐらいのこのシーン。この五人が集まりながら円陣を組み、手を上に上げるまでのカメラの使い方とリズムのとり方。
もやしもんのOPは正直驚きました。ここまでCGと実写が溶け込むとは・・・最優秀じゃない理由はひとえにCGを一番に据えるのが癪だったからにほかなりません。
そしてやっぱり今年はらきすたOPだったんじゃないかなぁと。ニコニコ含め、これは外せないと思うんですよ。このOPがあったから本編を見ていたって人も少なくないと思います。そういう意味ではなんて良質なOPなんだ!!音楽との融和性も非常に高いです。音だけ、画像だけでは楽しめないところもこのOPの総合的な強みだと思います。
OPは今年は特に力はいってたなぁと思います。やっぱり去年ハルヒが当たってOPやEDにかける力を増やしたんじゃないかなぁと。
スカイガールズの総合力とかバッカーノの映像センス、レンタルマギカのアイデアも候補に入れてたりしたんですけど、なにかしら特化していた上4つを選びました。

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「BGM」
大賞


優秀賞

  • 涼風コンビのテーマ(仮、確認するの忘れてた)(スケッチブック)

  • スバルのテーマ(仮、DVD買ってないから)(なのはStrikerS)


特別賞


感想
一曲勝負は挿入歌に任せて今回はBGMとして効果的に使用されたものを中心に選びました。
大賞はグレンラガン。サントラ紹介でも書きましたがみんなで明日へ向かっていくといったような行進曲です。第一部第二部のグレン団快進撃にかかるこの曲はとにかくテンションが上がりっぱなしでした。
そして吹かずにいられないのはスケッチブック涼風コンビのネタにかかる曲。琴?でぽんぽんとリズムを作っていってるんですけれど、そのスローテンポなリズムが涼風のネタの間とぴったり合っていて笑ってしまいます。
一期に比べるとやや見劣りする佐野さんですけれど(これは音楽面以外の他の要素のほうが強いかも)それでもなのはの曲は古くて熱くちょっとゲームの匂いのする自分にモロ好みの曲たちでした。
第一話からずっとスバルで使っていた曲なんですけど、最終話ではフルで使っています。これがスバルの成長と合わさっていて非常にリンクしていたと思います。
特別賞には神谷兄ぃ力作の某刑事のパロディBGM。新房監督がえ?やらないのとごり押しし、やらざるをえなくなった感じがよく出ているまさに神(谷)BGM。死ぬほど笑いました。
一曲だけとか感動した場面のBGMとかいろいろあったんですけれど、その基準だとどうしても感動した場面の個人差がでてくるので、それならいっそばっさり切ってBGM本来のいい部分が目立つのを選んでみました

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「挿入歌」
大賞


優秀賞


特別賞


感想
とにかく11話シモン復活のこの挿入歌が熱かった。8話以降の鬱屈とした雰囲気をすべて吹き飛ばしてくれる11話のこの挿入歌は今年一番だと思います。
エル・カザドは実は見てないんですけれどサントラのこの曲を聴いただけで選んでしまいました。エルカザドまとめのような動画をみて非常にすがすがしい最終話と音楽がいいなぁと。
そしてルルーシュ23話の演説と看取られるシーンにかかる曲。ルルーシュの演説と身振りの空々しさが切ない。うまく挿入歌のボリュームコントロールがされているなぁと。
曲としてはyozucaさんのほうが好きなんですけれど、やっぱりスクールデイズ最終話のコレが怖い。特に「何も入っていませんよ」のあとの余韻トトトトン
なんだか挿入歌今年多かったなぁ・・・なんて思ったんですけれどどうなんでしょうねぇ。

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「ED」
大賞


優秀賞


特別賞


感想
エンディングはオープニングと違って作品の余韻になるものや、逆に雰囲気を一変させるものなど自由に作れるイメージがあります。
一番楽しかったエンディングはこどものじかんでした。とにかくキャラの動きが愉しかったです。サビのデフォルメ腕ふりダンスもいいんですけどAメロBメロののったりしたエロっちい動きが曲にあわせていて凄いうまいんですよね。
ドージンワークED、誰かが言ってたんですよ手抜きって。正直めまいしました。何が手抜きか!!まぁそんなこと言われたからといって優秀賞にする自分も自分ですが。
純粋に曲が楽しかったってのもあるんですけどキャラの性格に合わせて曲に合った動きをさせてるってのは手が込んでると思いますけどねぇ。作画ものったりした動きで、髪の浮遊感もあるし手が込んでるんですけど。しかもそんな細かいところを見なくても楽しめると思うんですけど・・・
(2008年1月追記):みなみけおかわりのEDが手抜き呼ばわりされてなくて絶望したっ!!テイストは同じなのにっ!!むしろ現段階ではキャラ数の差でドージンワークのほうが出来いいのにっ!!
で、ひだまりスケッチは好きなんで(照れ)。ブレスの入った曲って好きなんですよ、eufoniusもそうなんですけど。
本編がゆののおはようで始まり、OPでテンションあげて、ゆののおやすみなさいからEDでしっとりするっていうのがひだまりスケッチの流れでした。その空気作りは非常に上手かったと思います。あとシャフトの光の特殊効果は特に上手いなぁと。
で、結局またもらき☆すただったりします。別にらき☆すた厨というわけではない(視聴数でいえば厨かも)し、傾倒しているわけでもないんですけれど、やっぱり今年のOP・EDを考えると外せるわけがないんですよ。
EDなんて前半も後半もぶっ飛んだ演出でした。人を選ぶという点で前半を一応選びましたがどちらかというわけでなくらき☆すたEDが特別賞という意味合いで。
エンディングは意外と選ぶのに苦労しました。いろいろな雰囲気が許されるとはいっても基本的には映像含め抑え目に作るのが常ですし。なので曲がよかった、映像が印象に残ったのを中心に選んでみました。

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「サントラ」

サントラを聞かない人向けに選んでみました。
全曲収録というのがサントラマニアにとっての理想だったりするんですが、そうなると一曲当たりの時間やアルバムとしてのまとまりが欠けます。
その点グレンラガンのサントラ(厳密にはサントラではない)は主題歌はFULLで、本編内の主要曲も十分収録されていて、一枚のアルバムとしても完成されているため非常にお勧めです。
優秀賞のスケッチブックは村松健さんというアニメ畑ではないピアニストの作品です。アニメのBGMなんてなぁといった偏見をお持ちの方でも楽曲レベルとしては申し分ないと思いますよ。
エルカザドの梶浦由記さんは逆にアニメ畑です。声を1つの楽曲として用いる方で、この作品も例にもれず多用されています。また独特の疾走感と緩急をつける方でもあり、特に時間の長い曲は1聴の価値があります。
実は聴いてないんですけれど、植松伸夫さんがアニメBGMをということで選んでみました

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「アニメ一話の演出」

大賞はグレンラガン第8話のカミナの兄貴が死ぬための雰囲気作りです。グレンは11話のシモン復活と悩みましたが、あくまで1話という点で見ればこちらのほうが上かなと思います。
そしてefはもちろん第7話の留守番電話ですこの演出にはやられたと思いました。
CLANNADは10話のことみ自己紹介話で。自己紹介の内容と作戦会議というループで1話が終わるというわりと前代未聞の演出でした。
ネギま!?も19話という怪物エピソードがありました。設定を生かした全員がチビキャラで遊んで終わるという話で、これもアニメ1話をまるごと使うというぜいたくな回です。地味に大沼&尾石という贅沢な演出回でもあります
らき☆すたは4コマを忠実に再現するという演出が光っていました。加えて1話ではネタの組み立てが特殊で落とした後に蛇足を付けることで原作のユルさを上手く表現できていると思いました。あと1話の異常な平野綾のローな演技も特筆すべきかなと。だんだん媚びたのか仲良くなっていったのか判断できませんでしたが。

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「2007アニメ」

グレンラガンは良い意味でも悪い意味でもGAINAXの作品でした。エヴァ以降の若い人がGAINAXとはこんな会社だーというような。
そして時間軸をばらばらにした群像劇のバッカーノは非常によくできた作品です。昨今のアニメらしい表現を極力なくし、物語の本質で楽しませてくれました。
ひだまりスケッチではアニメの絵作りの可能性という点で新房さんらしい、そしてセリフやカットのテンポが非常に心地よく何度も流してしまうアニメでした。おそらく自分の人生で一番見たアニメになりそうです。
特別賞としてスクールデイズをあげました。その内容の激しさや評判を除けば、時々ニュースで聞くような痴話げんかによる殺傷事件をアニメにするというその行為が実に面白いと思いました。また携帯電話という今のアイテムを有効に、説得力あるように見せた点も評価できます。