いばらの王
まずこれはすでに紹介していますが、それでももう一度紹介したいのはこれが今までの漫画の中での10選だから。ちなみにUKさんも紹介していたっけ。
- 作者: 岩原裕二
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: コミック
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紹介したいのは五巻28話の「アリスの世界」
基本的にタイトルどおりいばらが施設全体を包んでいるのですが、この話では鎖がじゃらじゃら動きます。
女性の背後に鎖よって封印された巨大な扉があります。そして扉の内側から巨大な異形の手が現れ鎖をちぎりながら扉を開けていく。そして開ききると中の闇から鎖が伸び、主人公の腕に巻きつき引きずり込まれます。そしてだんだんと閉まる扉。
う〜んなんとも文章化しにくい。とにかく画力が半端じゃないです。全編を通して全てに迫力があるのですが、28話はそれが一番わかりやすいと思います。ただし結構なネタバレがあるので28話をはじめに読むのはお勧めしません。というか駄目(なら載せるなよ)。でもたとえそうだとしても勧めたくなるほどの力を感じたのでこれを挙げました。