木村紺
- 作者: 木村紺
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: コミック
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心の中はきゃ〜でした。驚天動地。
でもあのノリはたとえ隔月でも単行本一冊分が限界では?それとも他のキャラに当てていくのでしょうかね。とにかく木村紺のコメントが具現化したようなノリの漫画でした。
本来の木村さんはどうだとかはもういいです。とにかく神戸在住は面白かったのでいいじゃない。そんな気持ちになります。そんな9巻は作者のフラストレーションを感じさせる内容でした。ん〜だからはじけてるのかなぁなんて。(全然気にしてるではないか!)
思えば神戸在住はその裏設定というかリアルさというか、生き生きしたキャラにするために表に出ていない部分で話が作られていました。その世界で毎月エピソードを作らなければいけないのは、とても大変なことだと思います。そしてだんだん描けることが縛られていくんですよね。
その点巨娘さんの世界ならきっとなんでもありに描けると思います。あまりに自由だとその現実との差から離れていくかもしれませんが、そこは木村先生の技術が光ります。無茶なんだけどありそうと思わせれる技術があるのでその点は大丈夫でしょう。巨娘のはっちゃけぶりはきっとそういう事なんでしょうね。