TIMEDOMAIN light

TIMEDOMAIN light

TIMEDOMAIN light

を買いました。
結構前からタイムドメイン理論に興味があって、聴いてみたかったのですが、東京までいって視聴するのがはっきりいってめんどくさかったのでスルーしてました。で、今月は結構稼いだのでまぁいいかなと購入。
とりあえずスペックはamazonには載ってないのですが、TIMEDOMAIN TIMEDOMAIN mini とスピーカー口径が違うだけで中身は同じということで簡単に説明すると
18000円前後でアンプ内蔵型、5cmフルレンジ,80Hz〜18KHz,4W+4W
通常のスピーカーと異なるのはタイムドメイン理論ということで、簡単に説明すると、再生する際に出てしまう微妙な振動や信号をなくすように設計されたスピーカーということです。詳しくはこちらを見てもらうと良いと思います。
その特性としては、音の波がしっかりしているので小さい音量で遠くからでもはっきり聞こえるということと、音の分離度が高いということです。こちらは公式HPの説明です
さて、他人の意見は意見として自分の感想です。
とにかくこの価格クラスでこれだけ音が明確で分離度が高いものがあったのかという驚きですね(って特性どうりかよ!)。ほんとうに小さい音でも遠くまでこもらずに聴こえてくるんですよ。これは10万クラスでもなかなか見られない特徴だと思います。分離度も高く、はっきりしているので、入っている音全てがきれいに出た感じです。
音自体の感じは一昔前にはやったシャープの一ビットデジタルオーディオをやさしくしたかんじです。一ビットの音はとても冷たく安っぽく感じました。それに比べると冷たいまではいかないんですけど、少し固さはある感じです。ただ音が明確だからこそかんじるものかもしれません。安い音ではないです。
よく視聴していると低音について聞いている人がいますが、私はあまりウーファーで無理に出しているような低音は嫌いで、そういったことに興味はないです。このスピーカーは80Hz〜ということで、低音の数値はあまりないです。ただし聴いてみると低音も明確に出るので、普通の人が聴く分には低音は出ていると思えると思います。ただし、振動を感じるような低音がなく、低音でドンドンが欲しい人や、音楽性にその部分がないと気になる人には物足りないでしょう。ちなみに自分は追加されたドンドンは嫌いですが、セロのように楽器にこの要素が含まれるのにカットされていて非常に物足りない低音だと感じました。音は出てるんですけど感じれないという感じで、そのためオーケストラも自分には物足りなかったです。
今まで家で使っていたのはアンプA-905XスピーカーD-062AXでしたが、どちらを使用するか難しいですね。というレベルのものでした。このスピーカーは評判は狂信的なタイプが多いです(問題発言)。意見の中でよくでてきたのが生々しい音とありました。確かに安くない音できれいな音がきけて、小さい音でも聴けるということで、本当に普通の人が買うには最適なスピーカーだと思います。このスピーカーはイヤホン端子に挿すだけで使えるので、テレビやゲーム機に気軽につなげることが出来、どんな音も5万クラスのコンポ程度の性能で聴けるので80%の人が多分この音で十分満足できるものだと思います。ただし、肌で感じる人はこの音が生々しい音とはまず思えないと思います。
あとこのスピーカーだと情報圧縮が明確にわかるとありましたが、192kbpsとWAVEとを比較しましたがさほど変わらず、むしろ今までの環境のほうが違いに気づけるしまつ。ただこれはちょっと理由がわからないのですが、理論的にはそのままの音が出るはずのlightのほうが違いがですはずなんですけど・・・これは後で思索する必要がありそうです。
とにかく言えることは、手軽に良い音を聴きたい人はこれを買えば間違いないと思います。6万レベルのCDコンポを買うつもりならばこちらに手を出したほうが無難です。ただし評判の生々しい音等は話し半分以下と思っていたほうがいいですね。でも面白いスピーカーですよ。本当に小さい音で明確な音というのはなかなか類を見ない出来ですよ。