るろうに剣心

るろうに剣心

るろうに剣心〜明治剣客浪漫譚〜オリジナルサウンドトラック
作曲：朝倉紀行
曲数：23曲（M2‘そばかす’JUDY　AND　MARY）
いわずも知れた、るろうに剣心の初期のサントラです。京都編の音楽は入っていない（と思います）。当時るろうに剣心といえばものすごい人気で、主題歌を歌った歌手（JUDY　AND　MARYや川本真琴など）にも注目が行き売れていくという状況は、現在のアニメ主題歌のセールス方法の元となっていると思います。

M1-3-20-23の‘君は誰を守っている’やM4-5の‘緋村剣心’など、同じ楽曲のアレンジが目立つアルバムです。明治という時代の物語のため和楽器が多用されていると思うかもしれませんが、実際は打ち込み系の音楽で、サックス有、エレキギター有となかなかにハードな音楽が目立ちました。前半は主要キャラクターや敵のテーマソングに、戦闘シーンといったもので構成され、特にその傾向が見られました。後半ではちょっとした日常でかかる曲や、キャラクターの心境を表現するメロディーで構成され、使用する楽器もフルートやピアノといったメロディアスなものが多用されています。

私が気に入ったものは、何度もアレンジされている‘君は誰を守っている’、このアルバムではあまり少ない心の底から楽しくなる‘あやめとすずめ’（時々テレビのBGMとして使用されている）、軽快な打ち込みの後に流れる優しいフルートの‘でもネ！ほんとはネ！’、シリアスな場面で流れる静かなメロディーの‘想い’の4つでした。

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